元Foorin・新津ちせ、役作りのためダイビング資格を取得「飛び込むシーンが楽しみでした」
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元Foorinで子役の新津ちせが15日、都内にて開催された映画『凪の島』公開直前イベントに、島崎遥香、加藤ローサ、結木滉星、長澤雅彦監督と共に出席。海が大好きな少女を演じる新津が、「海に慣れるためにダイビングの資格を取りまして」と報告する場面があった。
【写真】1年で身長がグンと8cm伸びた! 新津ちせの全身ショット
本作は、山口県の瀬戸内にある大自然豊かな島を舞台に、少年少女の心の成長や、子供たちの目を通して描かれる心温まる家族の姿を描く。両親が離婚し、母の故郷である山口県の瀬戸内にある小さな島へ移住することになった小学4年生の凪を新津が演じる。
長澤監督いわく、同作の撮影スタッフの9割近くが撮影の舞台である山口県出身者だったという。新津は「山口県は母の出身地ということもあって、凪と一緒でして。山口県の皆さんと作品を作ることができてすごくうれしかったし楽しかったです」とコメントした。
山口県に住むようになっておよそ13年ほど経つという長澤監督は、自身を「地元民みたいになっちゃっていて」とした上で、「オーディションの時に『山口県ってどんなところですか』って話になった時に、『なにもないよ』って言ったら、ちせちゃんに『いいところいっぱいあります!』って怒られて(笑)」と告白。「オーディションで監督が俳優に怒られるっていう初めての経験をしまして、ちょっと気を引き締め直しまして。新津ちせに怒られたので、山口県のいいところをいっぱい写そうと思ってがんばりました」と打ち明けた。
また、劇中で海に飛び込むシーンがあるという新津は「凪は海が大好きな子なので、海に慣れるためにダイビングの資格を取りまして」と回顧。「撮影の時には海が大好きになっていました。最初は『大丈夫かな』みたいな感じだったんですけど、本当に気持ちよかったですし、飛び込むシーンが楽しみでした」と振り返った。
現在は小学6年生の新津。一年前からどれくらい身長が伸びたのか、という話題では「撮影でのびのびできたのもあるかなと思うんですけど、8センチくらい伸びました。今までで一番伸びました」と笑顔で報告。島崎は身長の違いに気付かなかったそうで「分からなかった(笑)」と苦笑し、母親役を演じた加藤は「すぐに気付きましたよ、背が伸びたこと。一言目に言いました。『すごい伸びたね』って」と語っていた。
映画『凪の島』は、8月19日より全国順次公開。