堤真一、奈緒と“凸凹バディ”を組む海の男に 『ファーストペンギン!』出演
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女優の奈緒が主演を務める10月スタートのドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)に、俳優の堤真一が出演することが決定した。奈緒演じるシングルマザーと“凸凹バディ”となり、浜の立て直しに挑む海の男を演じる。
【写真】『ファーストペンギン!』主人公・岩崎和佳を演じる奈緒とモデルとなった坪内知佳さん
本作は、縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーと、彼女と共に改革の荒波に漕ぎだした漁師たちの“奇跡の実話”をモデルに、森下佳子がオリジナル脚本で紡ぐリアル・サクセスストーリー。
家なし、金なし、仕事なし。人生崖っぷちの若きシングルマザー・岩崎和佳(奈緒)は途方に暮れていた。「食べるためには何でもやる!」と思っていた矢先、ひょんなことから1人の漁師に出会い、「1万円で、俺たちの浜を立て直してくれ!」という思いがけないオファーを受ける。荒くれ漁師たちのボスとなり、彼らの夢を一緒に背負うことになった和佳。頑固な海の男たちとぶつかり合いながらも、ド素人ゆえの大胆さで、古い常識や慣習を次々と打ち破り、しがらみだらけの業界で大革命を巻き起こしていく。
堤が演じるのは、漁船団「さんし船団丸」を率いる船団長・片岡洋。ガンコでピュアな海の男は、真っすぐで情に厚く、周囲から頼られる親分肌。しかし、「男とはこうあるべき」「漁師とはかくあるべき」と何かと格好をつけたがる見栄っ張りな側面もあり、良くも悪くも人間くさい男だ。
片岡は、都会から移り住んできた若きシングルマザーの和佳と出会い、“浜の立て直し”のオファーを持ち掛けた張本人。しがらみだらけの“漁業の世界”で、真っ向からタブーに切り込もうとする和佳とぶつかり合い、ケンカを繰り返しながらも、少しずつ絆を深め、共に新事業の立ち上げに挑む仲間となる。和佳の前では、子どものようにスネたり、ヤキモチを焼いたり、癇癪を起こしたりと、何かと扱いづらい存在だが、不思議と憎めないチャーミングな役どころである。
堤は、主演の奈緒について「ドラマのモデルとなった坪内知佳さんは、どちらかと言えばキリッとしたイメージなのですが、奈緒さんはかわいらしい印象です。脚本で描かれている主人公の姿が結構強くて逞しいので、奈緒さんのかわいらしさが、どう豹変していくのか今から楽しみです」とコメント。
脚本家の森下は「奈緒さんが新鮮な感性を持って、経験値豊かな堤さんに向かっていく。その状況は、劇中の和佳と片岡の有様にそのままかぶるような気もします。そんなところも密かに楽しみにしております」と話している。
新水曜ドラマ『ファーストペンギン!』は、日本テレビ系にて10月より毎週水曜22時放送。