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岡田准一、主演作『ヘルドッグス』は「好き嫌いは分かれると思います(笑)」

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映画『ヘルドッグス』ジャパンプレミアの様子
映画『ヘルドッグス』ジャパンプレミアの様子(C)2022「ヘルドッグス」製作委員会

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松岡茉優

MIYAVI

北村一輝

大竹しのぶ

 映画『ヘルドッグス』の公開を約1ヵ月後に控え、キャスト陣が一堂に会するジャパンプレミアが開催された。主演の岡田准一は本作について「好き嫌いは分かれると思います(笑)」としつつ、これまでにないダークな役柄に「新しい役者人生の1ページ」と自信を示した。

【写真】ジャパンプレミアで勢ぞろいの主要キャスト陣

 本作は、主演の岡田と監督・脚本の原田眞人が『関ヶ原』『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組んで作り上げた、究極のノンストップ・クライム・エンターテインメント。

 ジャパンプレミアには岡田のほか、共演の坂口健太郎、松岡茉優、MIYAVI、北村一輝、大竹しのぶ、そして原田眞人監督が登壇。全員がスタイリッシュなスーツと美しい漆黒のドレスを身にまとい、さっそうとレッドカーペットを突き進む。

 報復のために闇に手を染め、狂犬と化し闇落ちした元警官・兼高を演じた岡田は「挑戦的で挑発的な映画ができました。監督は狙っていると思いますが、好き嫌いは分かれると思います(笑)」と日本映画界に牙をむく本作の強烈な魅力について明かし、これまでにないダークな役柄となった兼高を演じたことについて「新しい役者人生の1ページになると思いながら撮影していました。全員の濃いキャラクターと役作りを見ながらの撮影は楽しかったです」と撮影を振り返った。

 そんな兼高と相性98%を誇るバディであり、自身のイメージを覆す制御不能なサイコボーイ・室岡を演じた坂口は「凄まじいモノができたと思いました。撮影は色んな感情が充満している怒涛の日々で、気づいたら終わっていたくらい(笑)強烈な爆発力が残っている映画になっていると思います」と、ぶっ飛んだ映画の世界観を撮影当時から体感していた様子。

 さらに、クレバーで男勝りな生き様を貫く極道の女・恵美裏役を演じた松岡が「本当に1秒も休ませて貰えない映画なので、糖分を補給してから楽しんでほしいくらい。ジェットコースターのような映画に揺られてください」とアピールすると、「東鞘会」の若きトップに君臨し、兼高や室岡たちと深く関わりを持つ十朱役のMIYAVIも「本当にノンストップのエンターテイメント作品になっています。世界に届けられるこんな作品に出演できて光栄でした」と原田組初参加の喜びを明かした。

 北村は「暑いですね。映画が熱いからですよ。そして僕の顔より濃い映画ができました(笑)」とコメントして場内を沸かせつつ、「土岐は一本筋が通っていて漢気のあるキャラクター。同性からみてもかっこいい役だと思っています。時々、坂口さんから現場の写真も送られてきたりして」と撮影の思い出を明かした。また、松岡との共演について「すごく良かった」と振り返るも、「初対面がビキニ姿で…」と自身がビキニ姿で松岡と初共演を果たした裏エピソードを明かし、松岡も「女性でも躊躇するような結構な面積でしたよね」と濃厚なキャラクターが勢ぞろいする本作ならではの濃いエピソードを披露していた。

 映画『ヘルドッグス』は、9月16日より全国公開。

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