『ヘルドッグス』松岡茉優が妖艶に力強く演じる 極道の女“恵美裏”の新カット解禁
関連 :
俳優の岡田准一が主演する映画『ヘルドッグス』より、松岡茉優演じる令和版極道の女・恵美裏の新カットが解禁された。
【写真】松岡茉優が妖艶に力強く演じる極道の姉御役・恵美裏
本作は岡田と原田眞人監督が『関ヶ原』『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組み作り上げた、究極のノンストップ・クライム・エンターテイメント映画。
元警官・兼高昭吾(岡田)は、警官時代に愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱え、正義も感情も捨て復讐することにのみに生きる“闇に墜ちた男”。その狂犬っぷりに目をつけた警察組織から、関東最大のヤクザ組織「東鞘会」への潜入という危険なミッションを強要される。そんな兼高と相性抜群の室岡秀喜(坂口健太郎)がバディを組み、最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰めていく。
今回解禁されたのは、東鞘会・神津組のボスであり、兼高、室岡の狂犬コンビの親父(オヤジ)でもある土岐(北村一輝)の愛人・恵美裏の姿を捉えた新場面写真。恵美裏は、関東最大のヤクザ組織「東鞘会」という男社会の中で生きる極道の女。土岐のことを“パパ”と呼び、愛嬌のある一面も覗かせながら、どんな鍵でも解錠できる“鍵師”の家系出身で、裏社会に独自のパイプを持つミステリアスな女性だ。
背中には美しい鳳凰のタトゥーを持ち、時には東鞘会に与する屈強な猛者たちすら一言で嗜める肝っ玉の座った姉御肌で、公私ともに土岐の支えになっている。しかし一方で、欲望に忠実、刺激が大好きな彼女は土岐の部下である兼高とも、道ならぬ関係に。ヤクザという男社会の中で、決して守られるだけじゃない力強さと妖艶な魅力を併せ持つ魅力的なキャラクターとして、映画の世界を彩っている。
公開された写真に映し出されているのは、楽しそうにじゃれ合う土岐と恵美裏や、共に現場に出て指揮をとる2人の様子。他にも、真っ黒な衣装に映えるグリーンヘアと真っ赤な口紅が印象的な恵美裏の姿を捉えている。
松岡は、恵美裏という役柄について「頭が良くて魅力的で、私も憧れてしまう」とコメントし、共演シーンの多かった北村については「初めて共演させていただいたのですが、とても優しくして下さって、たくさん助けていただきました」と明かす。
原田組初参加となった松岡は、クランクイン前に現場を訪れたそうで、「監督の真後ろで見学させていただきました。『このアングルはね、こう言うことなんだよ』とか『こうやって撮っていくよ』っていうのを細かく教えてくださったんです」と振り返り、「彼女の信念がチラリとみえたら嬉しいです」と語っている。
映画『ヘルドッグス』は、9月16日より全国公開。