オスカーで平手打ちされたクリス・ロック、来年の司会者を打診されていた
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第94回アカデミー賞授賞式にて、ウィル・スミスから平手打ちを受けたクリス・ロックが、来年の授賞式の司会を打診されていたことが分かった。彼はこのオファーを断ったそうだ。
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The Arizona Republicによると、現地時間の8月28日、米アリゾナ州フェニックスのアリゾナ・フィナンシャル・シアターにて、クリス・ロックがスタンダップコメディのショーの舞台に立ち、観客に向かって明かしたそう。
クリスは、オスカーの舞台に立つことを、O・J・シンプソン事件の裁判になぞらえて、事件現場に被害者が戻るようなものだと一刀両断。2001年の映画『ALI アリ』でボクサーのモハメド・アリを演じたウィルのパンチは痛かったと語ったそう。
また、全米の注目が集まるアメリカンフットボールのビッグイベント、スーパーボウルの放送で流れるコマーシャルを打診されたことも告白。こちらも断ったそうだ。
アカデミー賞の平手打ち事件を巡っては、ウィル・スミスがアカデミー会員を辞退したうえで、クリスや関係者に謝罪。賞を主催する映画芸術科学アカデミーから、アカデミー賞授賞式をはじめ、同アカデミーが主催する全てのイベントに10年間の出入り禁止を言い渡されている。