『ピノキオ』トム・ハンクス、ルーク・エヴァンスら登場のワールドプレミア開催
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映画『ピノキオ』(ディズニープラス)のワールドプレミアが、9月8日(現地時間同7日)、米ロサンゼルスのウォルト・ディズニー・スタジオにて開催された。ゼペットを演じるトム・ハンクスをはじめ、ピノキオ役を演じるベンジャミン・エヴァン・エインズワース、ヴィランのコーチマン役を演じるルーク・エヴァンス、妖精ブルー・フェアリー役のシンシア・エリヴォらキャスト陣が集結。監督を務めるロバート・ゼメキスも駆けつけ、配信を目前に控えた現地で盛大に作品を盛り上げた。
【写真】『ピノキオ』ワールドプレミアの様子
1940年に誕生したディズニーの名作アニメーションを、80年以上の時を経てロバート・ゼメキス監督が実写化した本作。ポスターが大きく飾られたワールドプレミアの会場は、ピノキオやブルー・フェアリーをはじめさまざまなキャラクターのコスプレをした多くのファンであふれ返った。
レッドカーペットには早速トム・ハンクスが登場し、ファンは大興奮。息子を亡くし“もう一度息子に会いたい”と願うおじいさんゼペットを演じるトムは「ゼメキス監督が『ピノキオ』を監督すると聞いて、僕は直接ゼペットの役をアプローチしにいったんだ」と、出演秘話を告白。さらに、「監督と話している中で、ゼペットを今の時代を生きる皆さんに共感してもらえるようなキャラクターにしたんだ」と本作に込めた思いを明かした。
ゼメキス監督は登場すると「映画が公開される時はいつだって緊張するのだけれど、皆がこの映画を気に入ってくれることを願っているよ」と配信を迎える喜びを語る。
続けて「本作のメッセージは、“正直であることこそ最善の策”ということだ。そして常に自分自身に対して誠実であることだね」と、本作に込めた思いを告白。さらに「もしアニメーション版『ピノキオ』が好きだったら、この映画もとても楽しめると思うよ!すごくワクワクしながら観られると思う」と、日本のファンに向けてメッセージを贈った。
ピノキオを恐ろしい遊園地プレジャー・アイランドに連れて行き、ロバに変えて売りとばそうとするヴィランであるコーチマンを演じたルークは、実写映画『美女と野獣』でも人気ヴィランのガストンを演じ話題となったハリウッドスター。日本に向けて「日本のファンにはとにかく挨拶をしたいな。日本が大好きだし、東京も大好きなんだ。日本ではいつだって素晴らしい時間を過ごしてきたから、近い将来また行けることを楽しみにしている。実は東京で桜の花が満開の時に再訪することが僕の夢なんだ」とメッセージを贈った。
また、ピノキオ役のベンジャミンは「ピノキオを演じるのは最高でした! とても光栄に思うし、皆さんに観てもらえるのが待ち遠しいです」と話し、撮影を振り返って「トム・ハンクスに会いました。彼はすごく偉大な俳優だし、とても優しい人でもあるんです。だから、彼に会うのは夢が叶ったみたいなものでした」と本作の撮影で願いがかなったことを明かした。
そして、『ピノキオ』といえば、誰もが一度は耳にしたことのある「星に願いを」が誕生した作品。本作で「星に願いを」を披露したブルー・フェアリー役のシンシアは「とても有名で伝説的な歌を歌うのは素晴らしい経験でした。たくさんの支援をもらったし、とてもワクワクする仕事でした。できれば皆さんに気に入ってもらえると嬉しいわ。そしてこの曲が愛される理由は、その歌のメッセージにあると思う。“願いをかける時、あなたがどのような人間なのかとは関係無く、あなたの心が切望することが叶えられる”。すごく素晴らしい言葉じゃない?誰でも皆、そういう希望が必要だと思うの。私は、だからこそ皆がこの歌を愛しているのだと思うわ。本当に希望に満ちて、特別な歌だもの」と、楽曲に対する熱い思いを明かした。
映画『ピノキオ』は、ディズニープラスにて本日9月8日(ディズニープラス・デイ)より独占配信中。