『石子と羽男』最終回、石子に“傘”を差し出す羽男にネット感動「涙と鳥肌」(ネタバレあり)
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有村架純と中村倫也が主演する金曜ドラマ『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(TBS系/毎週金曜22時)の最終回が16日に放送され、石子(有村)に羽男(中村)が“傘”を差し出すラストシーンに、ネット上には「涙と鳥肌」「尊すぎる!」などの反響が巻き起こった。(※以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください)
【写真】相棒の石子(有村架純)に笑顔を見せる羽男(中村倫也) 『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』最終回場面カット
石子と羽男、そして大庭(赤楚衛二)は一丸となって証拠集めに奔走するが、不動産投資詐欺を裏で操っていた投資家・御子神慶(田中哲司)を罪に問うことができない。しかし、羽男の起死回生のアイデアと石子や大庭の執念の行動によって、御子神に一矢報いることに成功する。
そんな中、父・綿郎(さだまさし)は石子に“悔いの残る人生を歩んでほしくない”との思いから5回目の司法試験を受けるよう提案。石子は初めて司法試験に挑んだ年、試験会場の目の前で交通死亡事故が発生。石子は事故を目撃したトラウマから、これまでの4回の試験で実力が発揮できないでいたのだ。
そんな石子は5回目の試験にトライすることを決意。試験当日、かつて事故を目撃した横断歩道の前で思わず足がすくんでしまう石子。会場への一歩がなかなか踏み出せない石子に、羽男が隣から傘を差し出し、不敵な笑みを浮かべながら「とっとと受かってこい」とエールを贈る。羽男の優しさに応えるように、石子は「行ってきます」と挨拶し、その一歩を踏み出すのだった。
終盤でトラウマを克服しようとする石子に傘を差し出す羽男の姿が描かられると、ネット上には「ラストの傘は泣けるよ」「涙と鳥肌が一緒に来た」「涙止まらんです」などの声が続出。さらに石子と羽男の関係性についても「石羽コンビ尊い!尊すぎる!」「最高の相棒じゃん」「石羽コンビは最高のバディだね」などの投稿が相次いだ。
市井の人々が“声を上げる”ことを一貫して肯定し、立場の弱い人にためらいなく手を差し伸べる大切さを訴え続けた本作。最終話の放送後には「たくさんの勇気と感動をありがとう」「素晴らしいドラマだった」といった称賛や「お正月あたりに2時間枠で続きをみたい」「石子さんが弁護士になったところから、シーズン2やってください…」などの要望も集まっていた。