板谷由夏「すごく楽しかった」 『家庭教師のトラコ』クランクアップに笑顔
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女優の橋本愛が主演を務めるドラマ『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系/毎週水曜22時)の最終回が21日に放送される。先日、下山智代役・板谷由夏と息子高志役・阿久津慶人の2名が、クランクアップを迎え、「すごい楽しかったです。本当に!」(板谷)「撮影できたところは全部楽しかったです!」(阿久津)とそれぞれ笑顔で撮影を振り返った。
【写真】板谷由夏のクランクアップに橋本愛も駆けつける
本作は『家政婦のミタ』(日本テレビ系)を手がけた遊川和彦の脚本によるヒューマンドラマ。橋本扮する合格率100%を誇る謎の家庭教師・トラコこと根津寅子が、3人の母親と3人の子どもに向き合う姿を描いていく。
先にクランクアップとなったのは阿久津。最後の撮影は、河川敷を中学生になった高志が制服姿で友達と歩いているところを母・智代が元気に駆け抜けていくのを見て、ほほ笑むシーン。体調を崩し、万全でない状態だったにも関わらず、見事最後まで演じ切った阿久津。スタッフから無事「チェックOKです」の声がかかった瞬間、最高の笑みがこぼれた。
母親役の板谷などからも、「いい顔してる!」「頑張った!」とねぎらいの言葉が飛ぶ中、トラコ役の橋本から「おつかれさまでした、ありがとう!」と感謝の花束が贈られた。阿久津は「残念ながら体調を崩して、Huluの(オリジナルストーリー)2話に出られなかったけど、撮影できたところは全部楽しかったです!ありがとうございました」とコメントし、やりきった表情でクランクアップを迎えた。
一方、智代役・板谷の最後の撮影は、同じく河川敷の土手で、1人トラコのことを想い声をあげるシーン。長丁場の撮影もいよいよ終わりに近づき、スタッフから「ただいまのシーンを持ちまして下山智代役板谷由夏さんオールアップです」との声がかかると、両手をあげて何度も飛び跳ねて喜びを表現。その直後に、背後からサプライズで橋本と阿久津が登場すると「ビックリした~!」と驚いた様子。
橋本から花束を贈られると、「すごい楽しかったです。本当に! 撮影が始まって4か月ぐらいになりますけど、芝居をやっていると『役を通して教わることがあるほど、充実しているな』と思うのですが、(女将をしている定食屋『万福亭』にもあった)『笑う門には福来る』という言葉通り、智代を通して『笑っていれば人生なんとかなるかな』ということ教わった気がしています。また元気に健康で、みなさんと再会できることを望んでいます! 本当にありがとうございました!」と充実した撮影期間を振り返った。
ドラマ『家庭教師のトラコ』最終回は、日本テレビ系にて明日9月21日22時より放送。