清野菜名&松坂桃李、2年半越しの映画完成に喜び「大河で言ったら2本分です」
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女優の清野菜名と俳優の松坂桃李が28日、都内で開催された映画『耳をすませば』ジャパンプレミアイベントに出席。清野は「無事に今日を迎えられて、本当にほっとしております」と2年半を費やした作品の完成を喜び、松坂は「本当にかかりました。大河で言ったら2本分です。大河ドラマ2本分の思いがこの作品に詰まっています」と語り会場を沸かせた。
【写真】清野菜名&安原琉那、ダブル“雫”ショット
本作は、スタジオジブリによるアニメ映画版も大ヒットした同名漫画を実写映画化。月島雫と天沢聖司の物語に10年後のオリジナルストーリーを加え、切なくピュアな“2度目”の青春ラブストーリーを描いている。大人になった“現在”の雫を清野が、雫が想いを寄せる大人になった“現在”の聖司を松坂が演じている。この日は共演した内田理央、安原琉那、中川翼、荒木飛羽、住友沙来、平川雄一朗監督も出席した。
改めてこの2年半について聞かれた清野は「撮影が止まってしまった間、他の作品を撮っていたりしたのですが、その間もずーっと雫ちゃんが頭のどこかに必ずいるっていう2年半で」と回想。続けて「今年の5月、クランクアップの撮影に行った時に、スタッフの皆さんもすごくお忙しい方ばかりでしたが、その現場に各部署、2年半前と同じ皆さんが集まってくださっていて。それにすごく感動しました。なのでこの2年半という長い思いと現場の温かさというのに、涙がすごくあふれてしまいました」と明かした。
一方、聖司役について聞かれた松坂は「この役をいただいた時は、本当にプレッシャーに押し潰されそうで。ただ、10年後の設定のお話と聞いて、雫と聖司の10年後を見ることができることへの興味の方が大きくて…。そのプレッシャーを後押ししてくれるような、そういった原動力になりました」と振り返った。この日は、会場となったイタリア文化会館に、清野が劇中に登場するバロンの人形を贈呈する一幕も見られた。
映画『耳をすませば』は、10月14日より全国公開。