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吉沢亮主演月9『PICU 小児集中治療室』、主人公の前に立ちはだかる強敵に野間口徹

ドラマ

 俳優の吉沢亮が主演を務めるドラマ『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系/毎週月曜21時)の追加キャストとして、第2話から野間口徹が出演することが発表された。主人公・武四郎(吉沢)らの前に立ちはだかる大学病院の救急科科長を演じる。

【写真】吉沢亮主演『PICU 小児集中治療室』今夜スタート “子どものためのICU”が舞台

 PICUとは小児専門の集中治療室のこと。高度かつ集中した治療が必要とされるおよそ15歳以下の子どもを対象にした、いわば“子どものためのICU”だ。

 舞台は北海道。広大すぎるがゆえに搬送に長時間を要することもあり、刻一刻を争う急患の子どもたちにとっては残酷な土地でもある。この物語は「大規模なPICUの運営は極めて困難」と言われてきた北海道で、駆け出しの小児科医・志子田武四郎(吉沢)が先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして、1秒でも早くPICUに搬送できる医療用ジェット機の運用を可能にするために奔走する姿を描く。

 野間口が演じるのは、丘珠病院PICUの求人に“待った”をかける札幌共立大学病院・救急科科長の渡辺純役。北海道知事・鮫島立希(菊地凛子)の熱烈な働きかけにより、3年越しでようやく設置された丘珠病院PICUだが、圧倒的人材不足で急患を受け入れられる状況ではなかった。PICU科科長の植野元(安田顕)は必死で求人に奔走するが一向に集まらない。その裏には、PICU設立に猛反発している渡辺の言動が影響しているようで…。

 渡辺は北海道足寄(あしょろ)町の出身で、札幌や旭川などの大都市から離れた地域で生まれ育ったため、限界集落での医療の厳しさは身に染みて感じており、北海道におけるPICUの必要性を誰よりも理解しているはずだった。そんな渡辺がなぜ、執拗(しつよう)にPICUへの人材派遣を阻止しようとするのか。武四郎たちの前に立ちはだかる強敵であり、PICU存続のカギを握る存在となる。

 野間口は「子を持つ親としては、涙を堪(こら)えるのが難しい内容ではありました。寄り添う人、反対する人、巻き込まれる人、それぞれが最低限抱えているのが“子供への愛情”であるのが、涙を誘う理由なのでしょう。きっと皆様の心のどこかを揺さぶる作品になっていると思います。楽しみにしていて下さい。揺さぶりますので」とコメントを寄せている。

 月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』は、フジテレビ系にて毎週月曜21時放送。

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