英チャールズ国王、2023年5月にウェストミンスター寺院にて戴冠式
英国王チャールズ3世の戴冠式が、2023年5月6日にウェストミンスター寺院で執り行われることがわかった。
【写真】『007ノー・タイム・トゥ・ダイ』撮影現場を訪問したチャールズ皇太子
BBCによると、現地時間の11日、チャールズ国王の戴冠式を、エリザベス女王の国葬が行われたのが記憶に新しいロンドンのウェストミンスター寺院にて、2023年5月6日にカンタベリー大主教により執り行うと、英王室が発表したそう。
チャールズ国王は、エリザベス女王の死去を受け、すでに9月8日に即位しているが、戴冠式は象徴的なセレモニーとなる。チャールズ国王は主権者として清められ、カミラ王妃とともに王冠を授けられる。
セレモニーは古代と現代を複合させたものとなり、長く続く歴史に基づきながら、今日の王室の役割を反映し、将来を見据えるものとなるという。エリザベス女王の時は3時間近くに及んだが、王室の専門家は、より短く、ゲストの人数も小規模に抑え、多様性に富むものになると見ている。
戴冠式が執り行われるのは、エリザベス女王以来70年ぶりとなり、土曜に行われるのは1902年のエドワード7世以来だそう。来年5月の時点で74歳のチャールズ国王は、過去最高齢の国王となる。またこの日は偶然にも、ヘンリー王子とメーガン妃の長男アーチーくんの4歳の誕生日でもある。