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チェ・ウシクの柔道姿を披露! 映画『警官の血』本編映像解禁 佐々木譲の警察小説を韓国で映画化

映画

映画『警官の血』場面写真
映画『警官の血』場面写真(C) 2022 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEEYANG FILM. All Rights Reserved.

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チョ・ジヌン

チェ・ウシク

パク・ヒスン

クォン・ユル

 韓国映画『警官の血』より、チェ・ウシク演じる若き刑事が柔道をするシーンの本編映像が解禁された。

【動画】映画『警官の血』よりチェ・ウシク演じる若き刑事が柔道をするシーンの本編映像

 本作は、「このミステリーがすごい!」2008年版の第1位に輝き、累計発行部数60万部を超えた佐々木譲による同名警察小説を、韓国映画界の実力派キャストで映画化。

 原作小説は昭和から平成にかけて警官三代の姿を描いた。映画では舞台を韓国に移し、原作にある三代目の若き刑事と彼が素行調査をする一人の捜査員を主人公に据え、警察組織の闇を描いた物語へと大胆に脚色されている。

 一人の警官の死をきっかけに、事件の黒幕として疑いがかかるエース刑事の身辺調査に乗り出す新人刑事。潜入捜査をする中で、警察内部の秘密組織と隠ぺいされた不正行為、そして殉職した警官の父の真相に迫っていく。彼を待ち受けるのは、予想を裏切る陰謀。たどり着いた先にある“真の警官”の姿とは―。

 裏社会とつながる広域捜査隊のエース刑事パク・ガンユンには、『お嬢さん』『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』のチョ・ジヌン。ハイブランドのスーツを身にまとい、出どころ不明の巨額の捜査費を使って高い検挙率を誇る汚職警官を熱演する。ガンユンに疑惑の目を向ける潜入捜査官のチェ・ミンジェには、『パラサイト 半地下の家族』『その年、私たちは』のチェ・ウシク。警官の父の血を受け継ぎ、骨の髄まで原理主義者の若き刑事を演じ切る。さらに、監察係長に『マイネーム:偽りと復讐』のパク・ヒスン、麻薬王に『ファイティン!』のクォン・ユル、暴力団の組長に『パラサイト 半地下の家族』『愛の不時着』のパク・ミョンフンなどの演技派俳優が集結した。

 解禁となった映像は、殉職した警官の父を持つチェ・ミンジェ(チェ・ウシク)が柔道をする本編からカットされたシーン。ミンジェは攻撃を一切せず、投げられては受け身を取ることを繰り返す。練習相手の先輩から「年寄りへの思いやりか」と嫌味を言われると、「修行ですよ」「打たれ強くならないと」と精神を鍛えるためであることを明かす。

 原作者の佐々木は本作について「主題、キーとなる台詞、小道具、要所要所のシーンに、間違いなくこれはあの『警官の血』だと感激した。制作陣の原作への深いリスペクトを感じる」と語り、「舞台を見事に移し替えての、逆上陸の傑作警察映画だ」と太鼓判を押している。

 本編からはカットされた「柔道」も原作とリンクするポイントだ。原作では二代目が高校時代に柔道部だったことから駐在所勤務時代には町内の子供たちに柔道を教える姿が描かれる。監督のイ・ギュマンは「小説を読んだ際に感じた興奮を、映画の中で再現しようと努めました。小説で描かれる事件に関わる人物の描写が忘れられず、その部分が観客にも伝わってほしいと願いながら作りました」と原作への強いリスペクトを込めて制作したことを語っている。

 映画『警官の血』は、10月28日より全国公開。

映画『警官の血』本編カットシーン

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