『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』本予告到着 ノエル・ギャラガー、ジャスティン・ティンバーレイクらも登場
音楽ドキュメンタリー映画『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』より、ノエル・ギャラガー(オアシス)、ジャスティン・ティンバーレイク、クリス・マーティンらも登場する2分16秒の本予告が解禁された。
【動画】映画『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』本予告
本作は、全世界で2億枚以上のアルバムセールスを誇るバンド、ビー・ジーズの時代を疾走した楽曲と、彼らの人生を描く。
名曲「ステイン・アライブ」で幕を開ける予告編では、当時最高のアルバムセールスを記録した映画『サタデー・ナイト・フィーバー』のサウンドトラックアルバムが紹介される。「成功は人生を変えた?」という問いに、ロビンが「友だちが靴を磨いてくれた」とジョークを飛ばす。
バリー、ロビン、モーリスのギブ3兄弟はいつも一緒だった。驚異のファルセットヴォイスで歌うビー・ジーズを敬愛するオアシスのノエル・ギャラガーは「兄弟の歌声は誰にも買えない楽器だ」とたたえる。兄弟で活動するジョナス・ブラザーズのニックは「兄弟で組むのは難しい」と言う。60年代当時、大ヒットを連発し人気絶頂にあったビー・ジーズだが、それぞれに孤立を深め解散に追い込まれた。
バリーは「兄弟でなければ再結成はなかった。互いに悔やんでいた」と述懐する。再結成後の新たな活動はマイアミでレコーディングに臨んだことで大きく動き出す。新しいサウンドとイメージを求め、「恋のナイト・フィーバー」ではドラムスを収録したテープをループする初めての試みで大ヒットを生み、全世界で“フィーバー現象”が巻き起こった。ジャスティン・ティンバーレイクは「サビのフレーズは普通なら金管楽器だけど、彼らはめっちゃクールに歌ってみせた」と、ビー・ジーズの驚異の歌声に魅了されたことを明かす。
「有名になればなるだけ批判も受ける」と指摘するのは、自らも炎上体験のあるコールドプレイのクリス・マーティンだ。トップテンに5曲ランクイン、ラジオ局は昼夜を問わず彼らの曲を流し続けた。DJのチャーリー・スナイターは「正直ウンザリした!」と言う。折からのディスコ・バッシング、その象徴にされたビー・ジーズは頂点からどん底へと突き落とされてしまう。
「ファンの愛情は移ろいやすいと思い知った。ラジオから締め出されても作曲の道があった」と語るバリーは、ロビン、モーリスとともにバーブラ・ストライサンド、ディオンヌ・ワーウィック、ダイアナ・ロス、セリーヌ・ディオンらそうそうたるアーティストに楽曲を提供、次々とヒット曲を生み出していく。「どんな苦難にも負けずに兄弟でやり遂げた」。バリー・ギブが語る通り、60年代から半世紀以上の歳月、変化し続ける時代を生き抜いたビー・ジーズの軌跡、今そのすべてが明らかになる。
また、本作の日本公開を記念し、BS10 スターチャンネルでは『サタデー・ナイト・フィーバー』の続編にして、楽曲として大ヒットを記録した『ステイン・アライブ』や、歴史に名を残すアーティストたちの軌跡を描いた音楽ドキュメンタリー作品の特別放送が決定した。『ステイン・アライブ』特別放送は、「STAR2 字幕版」にて11月25日21時放送。ドキュメンタリー映画で観るアーティストたちの軌跡特集は「STAR2 字幕版」にて11月21日~24日18時30分頃~4日連続放送(全8作品)。
映画『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』は、11月25日より全国順次公開。