浪川大輔&早見沙織、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』新キャラクターの日本語版声優に
マーベル・スタジオ最新作の映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』で物語の重要なカギを握るであろう新キャラクターの日本語版声優を、浪川大輔と早見沙織が務めることが発表された。ワカンダにも敵意をむき出しにする海の帝国の謎の王ネイモア役を浪川、アイアンハートことリリ・ウィリアムズ役を早見が演じる。
【動画】ワカンダvs海の帝国『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』本予告
本作は、ヒーロー映画として異例のアカデミー賞3冠、作品賞に初ノミネートを果たした『ブラックパンサー』(2018)の続編。国王とヒーロー、2つの顔を持つティ・チャラを失ったワカンダ国に海の帝国の脅威が迫る。ティ・チャラの妹であり天才科学者のシュリたちは、この危機にどう立ち向かうのか?
浪川は、物語の大きなカギを握る海の帝国の謎の王ネイモア役として、マーベル作品では自身初となる主要キャラクターを担当することとなる。
ネイモアは本編ではいまだ多くの謎に包まれているキャラクターだが、漫画原作では最古の1人に数えられるキャラクターとしてファンの間で人気を得ている。予告編では、海中に鎮座する玉座へ降り立つシーンや、足首にある羽根を駆使して空中を自在に飛ぶ場面が登場。中には、窓の内側にいるラモンダやリリに向かって外から槍を振りかぶる姿や、ラモンダに何かを迫るようににらみつける姿など、狂気を帯びた力強さを漂わせる。キャラクターポスターの鬼気迫る表情から、その執着心や冷酷さも見て取れる。
浪川は「自分のキャリアの中でもヒーロー映画に重要ポジションで関わるのは初めてです。ずっと携わりたいと強く願っていました。なので、喜びの極みです」と、念願がかなった喜びを最大限に表現。さらに、「映画の注目ポイントは正直挙げきれません。どのような展開になるのか。どのような映像美があるのか、迫力満点な作品だと思います。またもや全世界を巻き込む社会現象になること間違いなしだと思います!」と日本語版への自信をのぞかせた。
早見は、これまでにマーベル・コミックス原作の作品では『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』にて、ヴィランのカーネイジことクレタス・キャサディの最愛の恋人で、口から発する音波で周囲を破壊する能力を持つヴィラン、シュリーク役を担当していたが、本作では打って変わって、今後のマーベル・シネマティック・ユニバースに深く関わるであろう注目のキャラクター、リリ・ウィリアムズ役を務める。
2023年に米ディズニープラスで独占配信が予定されているマーベル・スタジオドラマ『アイアンハート』にて主人公アイアンハートになるキャラクターとして発表されたリリ・ウィリアムズは、天才的頭脳を持つ19歳のマサチューセツ工科大学生。すでに解禁されている予告映像では、彼女がまとうであろうアイアンマンをほうふつとさせる赤いハイテクスーツが登場。さらに解禁されたリリのキャラクターポスターは、ゴーグルや機械を身にまとい、近い将来に迫っている脅威を危惧するようなまなざしが印象的なビジュアルとなっている。本作で初めてお披露目されたリリ・ウィリアムズ=アイアンハートは、今後のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の中心を担っていくキャラクターとして、ファンのみならず世界中から注目されている。
早見は「リリは、頭脳明晰でありながら、若者らしい、くだけたノリと勢いを持った人です。作中では、シュリを中心としたキャラクターたちとも深く関わっていきます」と、彼女の魅力を表現。そして「表情豊かな彼女の人物像を声でもお伝えできるよう、精一杯アフレコをさせていただきました。ぜひ劇場でお楽しみくださいませ!」と、本作への意気込みを語った。
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、11月11日より公開。
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