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浦井健治主演ミュージカル『アルジャーノンに花束を』、来年4.27から上演へ 全キャスト発表

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 2023年ゴールデンウイークに5回目の上演となる、浦井健治主演のミュージカル『アルジャーノンに花束を』の全キャスト、公演詳細情報が解禁となった。また、主演の浦井、共演の東山義久、北翔海莉がコメントを寄せた。

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 原作は、作家ダニエル・キイスが1959年に発表した同名小説。日本でも発行部数300万部を超える名作であり、小説を元に、米国、カナダ、フランスで映画化され、日本でも2002年、2015年にテレビドラマ化された。ミュージカルとしては、2006年2月、日本初演を果たし、その演技に対し「第31回菊田一夫演劇賞」を主演の浦井健治が受賞、さらに浦井は2014年の上演の際にも「第22回読売演劇大賞最優秀男優賞」を受賞。2017年、2020年の上演時にも大きな話題となった。浦井は今回9年ぶり3回目の主演となる。

 そして共演者には、大山真志、長澤風海、若松渓太、大月さゆ、藤田奈那、渡来美友、そして東山義久、北翔海莉という、本作に縁があるキャストから初めての出演となるキャストまで、ミュージカル作品に欠かせない実力派がそろった。

 さらに今回、演出には、劇団四季退団後、宝塚歌劇団の振り付けやグランドミュージカルの演出など幅広く手掛ける上島雪夫を迎えた。

 32歳になっても幼児なみの知能しかないパン屋の店員チャーリイ・ゴードン。そんな彼に、夢のような話が舞い込んだ。大学の偉い先生が頭を良くしてくれるというのだ。この申し出に飛びついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に、連日検査を受けることに。やがて、手術により、チャーリイは天才に変貌したが…。

 主演の浦井は「今の僕ならではのチャーリイを、そして今回の共演者の方々とゼロからのスタートとして、さらにこれまでこの作品に携わったすべての人々の想いを込めて新しい『アルジャーノンに花束を』を作れたらなと思っています。そして様々な出来事が起こっているこの瞬間に、この作品をもう一度花を咲かせることができるというのは、きっとお客さまにとっても心の中があたたかくなるような花が芽生えてくる、そんな素敵な経験をしていただけると思います」と語っている。

 共演の東山は「皆さまが待ち望んでいたチャーリイが帰ってきます。また新しい作品として、一新したカンパニーで作り上げ、皆さまの心に残る作品をお届けしたいと思います」とメッセージを。

 北翔は「過去に宝塚時代の先輩方が演じられてきたこの大役を引き継がせていただきますが、お客さまにも新しい北翔海莉をお届けできるのではないかなと思っております」と意気込んでいる。

 ミュージカル『アルジャーノンに花束を』は、東京・日本青年館ホールにて2023年4月27日~5月7日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて同年5月13・14日上演。

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