『祈りのカルテ』第3話 “諏訪野”玉森裕太が産婦人科で大奮とう、妊婦が秘める思いとは
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Kis‐My‐Ft2の玉森裕太が主演するドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ系)の第3話が今夜22日に放送される。
【写真】妊娠25週目の患者・小野文香を演じる矢田亜希子
本作は、現役の医師でもある作家・知念実希人によるシリーズ累計18万部突破のベストセラー小説『祈りのカルテ』を実写化。患者の全てが書かれた“カルテ”を元に、主人公の研修医が問題を抱えた患者たちの秘密と嘘を優しく見破るハートウォーミング・ミステリーだ。藤森真実プロデューサー(日本テレビ)、脚本家・根本ノンジの『ハコヅメ!~たたかう!交番女子~』コンビが手がける。
■第3話あらすじ
初期研修9ヵ月目、産婦人科で研修を受ける諏訪野(玉森)は、理事長にも平気で啖呵(たんか)を切る元ヤンと噂の指導医・木佐貫英子(斉藤由貴)の下、想像以上にハードな仕事に追われ息つく暇もなかった。そんな中、切迫早産の患者が運ばれてくる。妊娠25週目の患者の名は小野文香(矢田亜希子)。弁護士で、仕事中に倒れたらしい。
翌日、文香の病室に、病院から連絡を受けた夫・正和(森田甘路)が駆けつける。文香の無事を知って安堵する正和に木佐貫が病状を説明しようとすると、文香は「離婚したんです、私たち」と言い、正和に「あなたとは何の関係もない」と冷たく言い放つ。するとそこにスーツ姿の男・岡田俊一(内藤秀一郎)が現れ、「文香さんと交際している岡田と申します」と話すのだった。
10年前に結婚した文香と正和。なかなか子どもができず3年前に不妊治療を受け始め、ようやく子どもを授かったものの流産してしまった。正和が“子どもは諦めて2人で生きて行こう”と決めた直後、文香の方から突然別れを告げたという。2人が離婚したのは4ヵ月前で、離婚と妊娠の時期の重なりから、正和は「おなかの子は僕の子です」と断言する。
一方の岡田は、文香とはバーで出会って意気投合し、交際が始まったのは半年前。正和と離婚する前だったため不倫していたことになるが、岡田もまた「僕がおなかの子の父親です」と譲らない。当の文香は、どっちが父親なのか答えない上、「検査は一切拒否する」と勝手を言い…。
その頃、外科で研修を受けるみどり(池田エライザ)は、外科の入院患者・町田翔馬の後を沙智(豊嶋花)がコソコソつけ回していることに気付いて、沙智の恋心を知る。
また、翌日には文香の病室に正和が再び現れ、岡田と口論に。すると文香は正和に対して「いい加減にして!」と声をあげ、おなかの子の父親は岡田だから二度と私の前に現れないでと追い返す。ショックを受ける正和は、諏訪野の前で、こうなったのは不妊治療に協力的じゃなかった自分の責任だとうなだれる。
正和が帰った後、文香は諏訪野たちに「退院させてくれないなら帝王切開してほしい」とムチャな要求を迫る。理由を聞かれても「守らなきゃいけない人がいるんです」としか答えない文香。検査を拒否し、早く出産しようとする、文香の本当の思いとは…?
ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』は日本テレビ系にて毎週土曜22時放送。