ジョニー・デップ、元妻アンバー・ハードの主張が一部認められたことを不服とし控訴
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米バージニア州で行われた元妻アンバー・ハードとの名誉棄損裁判で、大勝利を収めたジョニー・デップ。しかし、判決でアンバーの主張が一部認められたを不服として、控訴したことがわかった。
【写真】米裁判所に向かうジョニー・デップとアンバー・ハード
この裁判は、アンバーが米ワシントンポスト紙の意見記事の中でDV被害を告白したことについて、名指しこそしないものの加害者がジョニーであると示唆したとし、彼女を相手取り名誉棄損で訴えを起こしたもの。
現地時間6月1日にジョニーの主張を概ね認める判決が下され、アンバーに対して損害賠償1500万ドルの支払いが命じられたが、その一方でアンバー側も、申し立てていた3件の訴えのうち1件が認められ、ジョニーに対して200万ドルの支払いが命じられた。
6月の判決で唯一アンバー側の主張で認められたのは、離婚後にジョニーが彼女のキャリアやプライベートを傷つけることを目的に、メディアやSNSを通じて中傷キャンペーンを行ったいうもの。JustJaredによると、今回ジョニーはこれを不服として控訴したという。
11月2日(現地時間)にヴァージニア州控訴裁判所に提出された文書によると、このキャンペーンはジョニーの弁護士が行ったもので、ジョニーに非はないと主張しているという。ジョニーはまた、彼の弁護士が悪意をもって行ったかどうかを、アンバー側が証明できていないとしているようだ。
なおアンバーもまた、裁判が結審した直後の6月に、判決を不服として控訴している。