『インディ・ジョーンズ5』特殊効果でインディの若き日が登場 ハリソン「ちょっと気味悪い」
ファン待望の『インディ・ジョーンズ5』に、現在80歳のハリソン・フォードを特殊効果で若返らせ、オリジナル三部作の頃のインディを再現するシーンが登場することが分かった。メガホンを取ったジェームズ・マンゴールド監督がEmpireに明かした。
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記事によると、若返ったハリソンが登場するのはオープニングシークエンスで、オリジナル三部作のインディが活躍するシーンだそう。当時の姿のインディが登場するのはここだけで、まず観客にオリジナルの舞台1944年を見せてから、今回の舞台となる1969年を紹介する役割を果たすようだ。
これまで4作品でメガホンを取ったスティーヴン・スピルバーグに代わり、今回監督を務めるマンゴールド監督は、「ジョージ(・ルーカス)やスティーヴンの世界に観客を飛び込ませ、アドレナリンを放出させたかった。そうすれば、観客は40年代から60年代に舞台が移ったことを知識として認識するのではなく、当時のワイルドな精神を文字通り体験してから、新しい物語に進むことが出来るからね」とコメントしている。
ファンに愛されるオリジナルのインディを再現するために、今回製作陣は新しいVFXの技術を用い、若い頃のハリソンの映ったアーカイブと新しい映像を融合させたという。このシーンでハリソンが着ているジャケットは、1981年に公開された『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』でハリソンが着用したものを倉庫から探し出し、精巧なレプリカを作成したものだそう。
プロデューサーのキャサリン・ケネディは「技術的なことになりますが、皆さんが観て、なんてこと、古い映像があったんだ、と思ってもらえたらうれしいです」と話している。
なお、現在80歳のハリソンが40歳近く若返ることになるが、本人はというと、「見て初めて信じられた。ちょっと気味が悪かった。どうやったか知りたくもないけど、だけど上手くいってるよ」と明かしている。