清水くるみ&山谷花純W主演 女同士の友情に迫る人気漫画『親友は悪女』、来年1月期連ドラ化
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女優の清水くるみと山谷花純がW主演するドラマ『親友は悪女』が、BSテレ東にて2023年1月8日より毎週日曜23時30分に放送されることが決定。清水&山谷、原作者らのコメントが到着した。
【写真】和田依子による原作漫画『親友は悪女』書影
本作は、電子コミックとして人気を博した和田依子による人気漫画のドラマ化。真奈と妃乃、対照的な2人の女同士の友情と、刺激的な恋愛模様を描く人間ドラマだ。
東宮商事の正社員、堀江真奈(清水くるみ)は、営業事務として、課長の東雲拓人らのサポートをしながら充実した毎日を送っていた。同期の橋井翼は気になる存在だが、奥手な真奈は現状に満足していた。ある日、高校の同級生で同じ職場で働く派遣スタッフの本田愛が、クラスメートの高遠妃乃(山谷花純)を見かけたという。妃乃は真奈のたった1人の親友で卒業以来連絡が取れなくなっていた。偶然、妃乃と再会した真奈は、離婚したばかりで行くところがないという妃乃を家に迎え入れるのだが…。
純粋で控えめな主人公・堀江真奈を演じるのは、映画『桐島、部活やめるってよ』『青の帰り道』に出演、ドラマ『持続可能な恋ですか?』(TBS)、ミュージカル『ヘアスプレー』のペニー役などで演技力に定評のある清水くるみ。真奈の親友でありながら、真奈と周囲の男性たちを翻弄する”悪女“でありもう1人の主人公・高遠妃乃を演じるのは、NHK『鎌倉殿の13人』、映画『天間荘の三姉妹』の山谷花純。2人とも今作が連続ドラマ初主演となる。
真奈が密かに気になっている同僚・橋井翼、真奈の職場のエリート上司・東雲拓人、真奈と妃乃の同級生で同じ職場で働く派遣スタッフ・本田愛らのキャストは近日発表予定だ。
清水は「今、このタイミングで、連ドラ主演のお話をいただいたことにはびっくりしましたが、こんなにがっつりとドラマ作品をやるのは久しぶりなので、本当に嬉しく、今からドキドキ、ワクワクしております! 個人的には漫画も脚本もすごく面白いと思ったので、ちゃんとそれを映像で再現できるように頑張りたいと思っています!」と意気込む。演じる真奈については「あそこまで純粋に人を信じることができる真奈はすごいと思っています。きっと、周りからは大人しかったり、弱かったり見えても、実は芯の強い子なんじゃないかなと思います。でも演じようによっては、なよなよしていて、見ていると苛々すると思われてしまうこともあると思うので、そこを嫌味がないように演じたいです」と語った。
山谷は「ずっと憧れていた場所に立つチャンスを頂けました。何よりも嬉しかったのは、10代の頃からよくオーディションで顔を合わせていた清水くるみさんとのW主演であることです。互いに諦めず続けてきたからこその巡り逢いだと思っています。この喜びと共に抱いてきた闘争心を良い形で作品へ結びつけられるよう励みます」とコメント。妃乃を演じるにあたり、「目的に対しての執着が感情を上回る役柄です。二重三重と面の皮を厚くして演じていくほど行為の理由である彼女の根源がより透けて見えてくるはずなので、頭の悪いふりをしながらクレバーに向き合いたいと思っています」と話している。
原作者の和田は「描き始めたときはドラマ化など想像だにしなかったので嬉しいです。が、主演のおふたりを拝見してその美しさに『この方々にあんなえげつないこと言ったりやったりしてもらうんか』と罪悪感を禁じ得ない…特に山谷さんすみません何故受けてくれたんだありがとうございます…清水さんは変化が大きい役なので、どんなふうになるのかすごく楽しみ! 作り手側、見る側、共に楽しんでいただけたら幸いです」と言葉を寄せた。
プロデューサー・小林教子(テレビ東京)は「親友と思っていた人が悪女だったら…。コツコツと積み上げてきた自分の生活や思い出まで浸食され、壊れそうになっていく。でも、それは、臆病で現状維持のままの自分を変えるきっかけになるかもしれない。日曜の夜にちょっとざわざわしながら楽しんでいただければと思います」と語っている。
ドラマ『親友は悪女』は、BSテレ東にて2023年1月8日より毎週日曜23時30分放送。