吉沢亮、婚約者に向ける愛情あふれる表情 映画『ファミリア』場面写真
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俳優の役所広司が主演し、吉沢亮が共演する映画『ファミリア』より、吉沢演じる主人公の息子・神谷学の愛情あふれる表情を捉えた場面写真4点が解禁された。
【写真】吉沢亮のバックハグシーンも 映画『ファミリア』場面写真
本作は、山里に暮らす陶器職人の父・誠治と海外で活躍する息子・学、そして隣町の団地に住む在日ブラジル人青年・マルコスの3人を中心に、国籍や育った環境や話す言葉などの違い、血のつながりを超えて強い絆で“家族”を作ろうとする姿を描いたオリジナル作品。監督を務めるのは『八日目の蝉』『ソロモンの偽証』『いのちの停車場』などの成島出。
陶器職人の神谷誠治(役所)は、息子の幸せを願いながら山里に一人で暮らしていた。ある日彼のもとに、一流企業のプラントエンジニアとしてアルジェリアに赴任中の息子・学(吉沢)が婚約者ナディアを連れて一時帰国。結婚を機に会社を辞め、焼き物を継ぐと宣言した学に誠治は反対する。一方、誠治が住む隣町の団地に暮らす在日ブラジル人青年のマルコスは、半グレに追われたときに助けてくれた誠治に亡き父の面影を重ね、焼き物の仕事に興味を持つ。そんな中、アルジェリアに戻った学とナディアをある悲劇が襲い…。
本作で学を演じた人気俳優の吉沢は、『銀魂』や『キングダム』、『東京リベンジャーズ』などクセが強いキャラクターでの好演が記憶に新しい。そんな吉沢が今回自然体で演じ切った学は、それらの役柄とは異なる等身大のキャラクターで、新たな魅力を見せている。
このたび解禁されたのは、そんな吉沢演じる学が、婚約者ナディアに愛情あふれる表情を見せる姿を収めた新たな場面写真4点。穏やかな笑顔でナディアをギュッと抱きしめるショットや、しっかりと手を繋ぎながらナディアの言葉に振り向く姿が切り取られている。そのほか、嬉しそうな表情でナディアにバックハグをしたり、写真をみながら仲睦まじく微笑むカットも。国籍や育った環境が全く異なる2人が、家族となる日を待ち望み、希望に満ちあふれる様子が伝わるような写真となっている。
吉沢は、本作のテーマである“家族”について「家族には色んな形があると思います。“帰る場所”であり、そこに受け入れてくれる人たちがいるという安心感みたいなものが、“家族”なのかなと漠然とですがそう感じます」とコメント。続けて「みんなでモチベーションを高めながらどうにか完成した作品です。家族の愛、それを失った人の悲しい部分など色々描かれていますが、最後はやっぱり家族っていいなと思ってもらえる作品になっています」とアピール。
成島監督は、吉沢を起用した理由について「彼の出演作を何本か観て、透明感があり良いなと思っていました。学は本当に普通の青年で、捉えようのないところが彼にぴったりだと感じました」と明かしている。
映画『ファミリア』は、2023年1月6日より全国公開。