大泉洋、『シング・フォー・ミー、ライル』ショーン・メンデス演じる“歌うワニ”の吹替キャストに! インタビュー公開
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■大泉洋(ライル役)
初めてこの仕事のオファーを受けた時は、「何故僕?」と思いました。台詞はない。歌うだけのワニのライルの日本語吹き替えだと。しかも、本国アメリカでは、ショーン・メンデスがライルの歌声を担当している。私でも知っていた、あの若くて、めちゃくちゃ歌の上手い、そして凄いイケメンの彼。更に「なんで僕に?」と思ったのですが。その全てが逆に面白くなってしまって、つい受けてしまいました。日本の皆さんすみません。アメリカではショーンですが、日本の吹き替えは大泉洋です。日本だけオッサンですみません。
そんな軽い気持ちで受けてしまったのですが、とんでもなく、努力が必要な仕事で大変でした。ライル役をやるにあたってまず、オファーされたにも関わらず、本国アメリカのテストをパスしないといけないことから始まり、それに向けて歌のレッスン、そしてパスしたのちの本番の歌入れのとんでもない難しさ。ただ上手く歌えば良いわけではないその難しさに、まいりました。あれは「歌」ではなく、紛れもなく「芝居」でございました。2022年の夏から秋にかけてとても充実した期間を過ごさせていただきました。ショーンと向き合い続けた日々でした。ありがとうショーン。いつか君と会って、俺たちやったぜとハグしたいです(笑)。
とにかく素晴らしい音楽に溢れた、子供から大人まで全ての人々が楽しめる映画です。是非、映画館でご覧ください。ショーンも最高ですが、もしよろしければ吹き替え版もよろしくお願いします(笑)。