ヘンリー王子の自叙伝『Spare』、英語版が発売初日に140万部以上の売り上げ
ヘンリー王子の自叙伝『Spare(原題)』が、1月10日に世界中で発売され、英語版の初日の売り上げが140万部にのぼったことがわかった。
【写真】当時12歳、ダイアナ妃の葬儀に参列するヘンリー王子
AP通信によると、現地時間の1月11日に出版社のペンギン・ランダムハウスが声明を発表し、明らかになったもの。アメリカ、カナダ、イギリスでの販売数は、ハードカバー、電子書籍、オーディオブックを合わせて140万部以上にのぼったそうだ。Peopleによると同社は、「『Spare』の初日の売上は、世界最大の商業出版社であるペンギン・ランダム・ハウスが手掛けたノンフィクション作品において過去最高を記録しました」と述べているという。
同社の社長は声明の中で、「『Spare』は私たちがすでに知っていると思っていた人物の物語ですが、今ヘンリー王子自身の言葉を通じて本当に理解するに至りました。類稀なる初日の売上を鑑みると、『Spare』は読者が読みたい本であることは明らかで、我々は出版できたことを誇りに思います」と述べているそうだ。
これを受け、ヘンリー王子がメーガン妃と共に立ち上げたアーチウェル財団のホームページでは、自叙伝のヒットを大々的にお祝い。「『Spare』の出版おめでとうございます。あなたのチームとして、共に立つことを誇りに思うと同時に、世界がついに、あなたの言葉で綴ったあなたの物語に耳を傾けたことを祝福します。あなたの勇気と誠実さ、ユーモア、そして輝きに感謝します。あなたは皆を触発してくれました。 アーチウェル財団及びサセックス公爵夫妻個人事務所のスタッフより」とメッセージが寄せられている。
なお自叙伝は、英語版と同時に、16の言語に翻訳されたものがハードカバー、電子書籍、オーディオブックの形態で出版されたそうだ。