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ミシェル・ヨー、GG賞受賞! A24製作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』本予告解禁

映画

 製作・配給スタジオ「A24」がおくるミシェル・ヨー主演の映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』より、本予告と本ポスターが解禁。本予告では宇宙にカオスをもたらす“強大な悪”の正体が明らかになった。

【動画】映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』本予告

 「A24」史上ナンバー1ヒットとなる全世界興収1億ドルを突破した本作は、カンフーとマルチバースを融合させた異色のアドベンチャー作品。主演のミシェル・ヨーは本作で第80回ゴールデン・グローブ賞の主演女優賞(ミュージカル・コメディー部門)を受賞した。

 経営するコインランドリーは破産寸前。ギリギリの暮らしに、トラブルだらけの家族を抱え、まさに人生どん底の主婦エヴリン(ミシェル・ヨー)。ある日、そんな彼女のもとに“別の宇宙(ユニバース)から来た”と名乗る夫ウェイモンド(キー・ホイ・クァン)が現れる。「全宇宙を救えるのは君だけだ」と突如世界の命運を託されたエヴリンは、あぜんとしながらも夫に導かれマルチバースへ大ジャンプ。“別の宇宙を生きるエヴリン”が持つさまざまな力を得て予想も常識もはるかに超えた壮大な闘いに挑んでいく。

 本予告で明かされた、全宇宙にカオスをもたらす“強大な悪”の正体は、反抗期まっただ中の実の娘ジョイ(ステファニー・スー)だった。衝撃の真実を知ったエヴリンは暴走する娘を止め、全人類を救うため、“別の宇宙の自分”にリンクし、彼女たちが持つスキルにアクセスできる“バース・ジャンプ”というパワーを習得。カンフーマスター、女優、料理人、歌手…ありとあらゆるマルチバースを飛び回り新たなヒーローへと覚醒するのだった。

 廃れたコインランドリーから一転、豪華なパーティー、カンフー映画のセット、さらに富士山と新幹線が登場する日本をほうふつとさせる世界まで、まるで一本の映画とは思えない、全人類未体験のマルチバース・バトルが繰り広げられる中、終盤では「宇宙なんてどうだっていい、私はあんたと一緒にいたい」と全宇宙の命運を投げ捨ててでも家族を守ろうとするエヴリンの姿が描かれる。

 本ポスターでは、ファイティングポーズをキメたエヴリンを中心に、小指で腕立て伏せをするカンフーエヴリン、異様に伸びた指を持つSF風のエヴリン、さらに奇想天外なマルチバースの登場人物たちがちりばめられ、鮮明なレッドがただならぬカオス感を漂わせている。

 本作にはファミリードラマ、SF、哲学、カンフー、さまざまな要素を含む12ものストーリーラインを組み込んだと明かすダニエルズ監督。「様々な要素を盛り込んだ映画だが、この映画を一番簡単に言えば、混沌の中で家族に目を向けることの大切さを学ぶ母親の話だね」と語るように、荒唐無稽でカオスなアクション・エンターテインメントでありながら、「もしも、あの時、あの選択をしていれば…」と誰にでもある素朴な思いに共感できる人間ドラマにもなっている。

 映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は、3月3日より全国公開。

映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』本予告

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