ティモシー・シャラメの衝撃的な姿は必見! 『ボーンズ アンド オール』特別映像解禁
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第79回ヴェネツィア国際映画祭で監督賞と新人俳優賞の2冠に輝いたティモシー・シャラメ主演映画『ボーンズ アンド オール』より、“人喰い”という宿命を背負う主人公リー(ティモシー)とマレン(テイラー・ラッセル)が惹かれ合い、共に旅を続ける姿を描く本編映像とメイキング、キャスト&監督インタビューを収めた特別映像が解禁された。
【動画】こんなティモシー・シャラメ、見たことない! 『ボーンズ アンド オール』特別映像
アカデミー賞の作品賞、主演男優賞など主要4部門にノミネートされ、脚色賞に輝いた『君の名前で僕を呼んで』(2017年)に続き、ティモシー・シャラメとルカ・グァダニーノ監督が再タッグを組んだ本作は、ヴェネツィア国際映画祭後もアカデミー賞の前哨戦に数えられるインディペンデント・スピリット賞やゴッサム賞でも複数の部門にノミネートされた禁断の純愛ホラー。
社会の片隅で生きるマレン(テイラー)とリー(ティモシー)が抱える秘密。それは生きるため本能的に人を喰べてしまうこと。その「謎」を解くための二人の逃避行、そして予想だにしない純愛のゆくえが、世界中で賛否を生んでいる問題作だ。
本作について、米ハリウッド・レポーター誌は「ルカ・ダァダニーノ監督は、“人喰い”というホラーの題材を、アメリカを舞台にしたロードムービーとしてアプローチした。単なる恐怖ではなく、愛と人生に対する人の必要性を問いかける作品」と評し、「2022年公開のホラー映画トップ10」(※2022年12月25日配信記事/1位はジョーダン・ピール監督の『NOPE ノープ』)の第2位に選出した。
このたび、主人公リー(ティモシー)とヒロインのマレン(テイラー)が惹かれ合い、共に旅を続ける姿を描く本編映像とメイキング、キャスト&監督インタビューを収めた特別映像《純愛ホラー編》が解禁。
マレンが、自分と同じ“人喰い”の青年リーと出会い、一緒にダイナーで食事をする場面から始まる。マレンから「なぜ私を誘ったの?」と聞かれると「いい人っぽい」と微笑むリー。そして「(私は)いい人よ」という彼女に大きく頷き、「俺はどう?」と尋ねる。続いて、この場面の撮影現場で、グァダニーノ監督が主演の二人に「天才的だ。すばらしい」と声をかけるメイキングが映し出される。
インタビューで、グァダニーノ監督は「『ボーンズ アンド オール』は愛の不可能性を描く映画だ。また、居場所を探すことも描く」とコメント。主演&製作のティモシーは「リーとマレンの物語に心打たれた。よそ者であるふたりに共感できると思う」と、孤独感を抱える現代の若者の心にも響く物語だと語る。テイラーは「マレンは世間知らずで、自分とは何かを模索している。自分らしく生きる方法を、リーが知っていると感じている」と自身が演じるキャラクターを説明。
その後、「誰も傷つけたくない」と願うマレンに、リーが「ルールはそれぞれ、僕と君は違う」と諭す場面や、リーが「喰わなきゃ生きていけないんだ!」と語気を強める姿、二人の情熱的なキスシーンなどが映し出される。その合間に、テイラーの「彼はマレンに、自分を変えず受け入れるよう促す」「二人は仲間になる。それがとても美しい」、ティモシーの「持つべきではない重荷を背負っている人もいる。これは一緒にいても安全ではないけれど、お互いに癒やされ、深く愛し合う二人の映画だ」というコメントが挟み込まれる。
映像の後半では、高原で二人が言葉を交わす中、葛藤を続けるリーの瞳に大粒の涙が溢れるシーンが。そのピュアな場面に呼応するように、テイラーは「嫌な面も含めてその人のすべてを知って、ありのままを愛することは、稀だと思う」とコメント。そしてラストは急展開を迎え、リーが、凶暴な表情で人に襲いかかる姿、「何をしたの?」とマレンに問われ「食い尽くしてやった。気分最高だった」と呟く姿、倒した相手を見下ろす姿を捉えて締めくくられる。果たして、禁断の宿命を背負った二人の愛の旅路には、どんな結末が待ち受けているのか。そして、これまでの役柄では見せたことのない、若き名優ティモシーの衝撃的な姿にも要注目だ。
映画『ボーンズ アンド オール』は2月17日より全国公開。
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