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ティモシー・シャラメ、27歳の誕生日!『ボーンズ アンド オール』でも輝くその魅力の秘密とは

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映画『ボーンズ アンド オール』場面写真
映画『ボーンズ アンド オール』場面写真(C)2022 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.

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ルカ・グァダニーノ

 第79回ヴェネツィア国際映画祭で監督賞と新人俳優賞の2冠に輝いたティモシー・シャラメ主演映画『ボーンズ アンド オール』が、2023年2月17日より公開される。本作で人喰いの若者という衝撃的な役柄を演じ、本日12月27日に27歳の誕生日を迎えた“プリンス・オブ・ハリウッド”ティモシーの華麗なキャリアや、本作へのコメント、その人気ぶりがうかがえるエピソードを紹介しよう。

【写真】ティモシー・シャラメは2023年には『チャーリーとチョコレート工場』の若き日のウィリー・ウォンカを演じる

 アカデミー賞の作品賞、主演男優賞など主要4部門にノミネートされ、脚色賞に輝いた『君の名前で僕を呼んで』(2017年)に続き、ティモシー・シャラメとルカ・グァダニーノ監督が再タッグを組んだ本作は、ヴェネツィア国際映画祭後もアカデミー賞の前哨戦に数えられるインディペンデント・スピリット賞やゴッサム賞でも複数の部門にノミネートされた禁断の純愛ホラー。

 社会の片隅で生きるマレン(テイラー・ラッセル)とリー(ティモシー)が抱える秘密。それは生きるため本能的に人を喰べてしまうこと。その「謎」を解くための二人の逃避行、そして予想だにしない純愛のゆくえが、世界中で賛否を生んでいる問題作だ。

 本日12月27日は、“人喰い”の宿命を背負うリーを演じたティモシー・シャラメの27歳のバースデー。1995年、フランス人の父とユダヤ系アメリカ人の母のもとに生まれたティモシーは、フランスとアメリカの二重国籍を持ち、フランス語も流ちょうに操るバイリンガル。母は元ダンサー、母方の祖父は脚本家、叔父は監督、姉のポーリーヌは女優という芸能一家に育ち、自身も幼いころから子役として活躍、2014年にはクリストファー・ノーラン監督作『インターステラー』への出演で世界から注目された。

 2017年には、17歳と24歳の青年のひと夏の恋を描いた『君の名前で僕を呼んで』の演技が高く評価され、第90回アカデミー賞主演男優賞にノミネート。繊細な表現力と唯一無二の存在感で一躍スターダムを駆け上り、その後も『レディ・バード』(2017)や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2021)、そしてアカデミー賞を6部門受賞した『DUNE/デューン 砂の惑星』(2022)など数々の話題作に出演。2023年も、『チャーリーとチョコレート工場』(2005)のウィリー・ウォンカの若き日を演じる『Wonka』(原題)、『Dune:Part Two』(原題)など超大作の公開が控え、いま最も熱いハリウッド俳優として活躍を続けている。

 そんなティモシーは、最新作『ボーンズ アンド オール』について「孤独を乗り越えようともがくふたりの人物というアイデアは、多くの人々がさまざまな理由で疎外感を感じているこの時代に、とくに心に響きました」と、現代を生きる人々に共感されるテーマだと指摘。

 今回グァダニーノ監督と共に脚本を手掛け、映画製作にも初挑戦したティモシーは「ルカの初となるアメリカ映画に出演して、彼が快適に仕事ができる環境を飛びだし、その強烈な感性を世界に示していくのを目撃できてとても光栄に思う」とコメント。初の撮影地となったアメリカ各地を精力的にロケーションして撮影に臨んだグァダニーノ監督との強い絆をにじませた。

 またティモシーは、新作撮影の合間を縫って本作のプロモーションイベントに積極的に参加し、そのスタイリッシュなファッションで世界のファンを沸かせた。あまりの人気ぶりに、ミラノではファンが殺到しレッドカーペットイベントが中止になるハプニングも発生したという。2023年も、ティモシーの活躍から目が離せない。

 映画『ボーンズ アンド オール』は2023年2月17日より全国公開。

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