森七菜×奥平大兼『君は放課後インソムニア』、眠れない高校生を描く特報映像&ティザービジュアル公開
森七菜と奥平大兼がダブル主演を務める映画『君は放課後インソムニア』より、特報映像とティザービジュアルが解禁された。
【動画】『君は放課後インソムニア』特報映像
オジロマコトの同名漫画を、映画『東南角部屋二階の女』で長編映画の監督としてデビューし、テレビドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』『祈りのカルテ』でも演出を務める池田千尋監督が実写映画化する本作は、眠れない高校生を満天の星が優しく包む青春物語。映画『東京リベンジャーズ』シリーズを手掛ける高橋泉が池田監督と共に共同脚本として参加している。
特報映像は、奥平演じる丸太(がんた)が「今日も眠れなかった」と夜明けを待つショットから始まる。「一人じゃどうしようも出来なくて…」と心情を吐露し、一点を見上げるカットが印象的だ。その後、「心配かけちゃうから」と、一人で悩みを抱えていることに少し感情が高ぶった様子のセリフとともに森が演じる伊咲(いさき)が橋の上から遠くを見つめる寂しそうな表情が映し出される。「そしたら、ここがあって…」というセリフの中、伊咲と丸太が何かにもたれかかって眠っているシーンへと変わる。満天の星空に映し出されるメインコピー「誰にも打ち明けられなかった秘密が、二人を繋ぐ」にあるように、二人は【不眠症】という共通の悩みを抱えているのだ。
花火を見たり、望遠鏡を設置したり、二人の仲が良さそうなシーンが展開されるも、「まだ、起きてる?」という伊咲のセリフと寂し気な表情を浮かべるシーンで映像は締められている。
ティザービジュアルでは、夕焼けをバックにこちらを見つめる森と奥平の表情からは素朴さやアンニュイさが醸し出されており、その下に置かれた朝焼けを見る丸太のシルエットと相まって、“君ソム”ならではの世界観が表現されている。
若手実力派俳優の二人が、物語の舞台でもある石川県七尾市を中心に撮影を敢行した本作。海や山に囲まれた土地に流れる空気の中、初々しさと芯の強さを兼ね備えたフレッシュなキャストが強力な制作陣のもと、細かく揺れ動く主人公の心情を体現している。
なお、特製クリアファイル付きのムビチケが1月27日より発売される。
映画『君は放課後インソムニア』は、6月全国公開。