阿部サダヲ、『半沢直樹』引用の祝詞に笑顔「池井戸潤先生も喜んでました」
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俳優の阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太が30日、都内で開催された映画『シャイロックの子供たち』公開直前イベントに出席。阿部はご祈祷の祝詞にドラマ『半沢直樹』の名セリフ「やられたらやり返す、倍返しだ」が引用されていたことを笑顔で明かした。
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池井戸潤の小説『シャイロックの子供たち』（文春文庫）を実写化した本作は、東京第一銀行・長原支店のベテランお客様係・西木雅博（阿部）が、同じ支店で働く北川愛理（上戸）や田端洋司（玉森）と銀行内で起こった現金紛失事件の裏側を探っていくうちに、ある事実にたどり着く姿を描く。3人は着物姿でイベントに登場し、本作の大ヒットやキャスト陣の金運アップを祈願して、池井戸とともにご祈祷も行った。
阿部は着物姿での集合について「素敵ですよね。今までスーツを着て銀行員の役をやっていたので、普段はこういう格好で会わないですからね。渋いよね」と言い、玉森は「本当に似合ってます」と絶賛した。上戸は池井戸の参加について「いつもは『僕はいいよ』っていなくなっちゃうので。今日は参加していただいてよかったです」と白い歯を見せ、阿部はご祈祷中の祝詞に言及。「『やられたらやり返す、倍返しだ～』って。（池井戸）先生も喜んでました。ああやって使って。『今仰いましたよね？』って聞いたら（神職は）『好きなんです』って言ってました」とうれしそうに明かした。
当日は、ゲッターズ飯田の一番弟子・ぷりあでぃす玲奈による金運鑑定コーナーもあり、阿部は大切な人のためにお金を使うかもしれないと鑑定された。これを受けて阿部は「誰かのためにっていうのは、すごい合っているかもしれないです。今実家で『ネズミが出た』って。『駆除してくれ』って言われて。今日業者が入っているので」と報告して会場を沸かせた。
一方の玉森は、浪費家的な性質だと鑑定され「母親に、クレジットカードの請求は実家に届くようにしているので、その請求書を見た時に『あんたは石油王か何かか』って（笑）」と回想。「全然大きいお買い物はしていないんですよ。ちょこちょこたぶん、いろんなものを買い過ぎちゃって。ネットショッピングとか。そういうのはありましたね」とも話していた。
映画『シャイロックの子供たち』は、2月17日より全国公開。
