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英版『生きる』の名優、アカデミー賞にシルバニアファミリーを持参した理由が判明

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『生きる』ビル・ナイ、アカデミー賞にシルバニアファミリーを持参した理由が判明
『生きる』ビル・ナイ、アカデミー賞にシルバニアファミリーを持参した理由が判明(C)AFLO

 『生きる LIVING』で、本年度のアカデミー賞主演男優賞にノミネートされていたイギリス出身の名優ビル・ナイ。授賞式にシルバニアファミリーのうさぎの人形を持参し話題となっていたが、その理由を明らかにした。

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 1952年に公開された黒澤明監督の名作『生きる』を基に、第二次世界大戦後のイギリスに舞台を移して映画化した『生きる LIVING』で、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたビル・ナイ。3月12日(現地時間)に開催された授賞式のレッドカーペットでは、アイコニックなクールな表情でカメラの前でポーズを取ったが、その時、日本のおもちゃ、シルバニアファミリーのうさぎの人形を手にしていたのだ。

 ビルとうさぎの思わぬ組み合わせにファンは驚き、「誰かビル・ナイが持ってたちっちゃなうさぎの背景を教えて!?」などとツイートされ、また、うさぎにケチャップのシミのようなものが付いていたことから、「ビル・ナイが殺人鬼の手に掛かったシルバニアのうさぎを連れている理由は何!?」などと、不穏な説まで浮上していたようだ。

 この疑問に対し、ビルがMetroの取材で回答。このうさぎはビルの孫娘のお気に入りで、ビルはこの日、うさぎのシッターを孫から任せられていたという。

 「僕の孫娘のスケジュールが過密を極めまして、うさぎシッターの任務を仰せつかりました。恭しく扱わなければならないので、ホテルにうさぎを一人で残すわけにいきませんでした。僕が行くところは、うさぎも一緒です」と述べたそうだ。

 ビルは本作でアカデミー賞に初ノミネート。主演男優賞は『ザ・ホエール』のブレンダン・フレイザーが獲得し、ビルは残念ながら受賞を逃したが、ファンの心をほっこりさせたのは間違いなさそうだ。

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