『#マンホール』、主演・中島裕翔もう一人の主人公“マンホール”を紹介 「ここにいると気持ちが下がってくる」
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公開中の映画『#(ハッシュタグ)マンホール』より、主演の中島裕翔(Hey! Say! JUMP)が自らもう一人の主人公ともいえる“マンホール”のセットを案内するセット紹介動画が到着した。
【動画】中島裕翔がセットを紹介する特別映像
本作は、予測不能な99分を描いたシチュエーションスリラー。『ライアーゲーム』シリーズ、『マスカレード・ホテル』シリーズの脚本家・岡田道尚によるオリジナル脚本で、『海炭市叙景』『私の男』などの熊切和嘉監督がメガホンをとった。主人公・川村俊介を中島が演じるほか、川村の元カノ・工藤舞役を奈緒、川村の同期社員・加瀬悦郎役を永山絢斗が務める。第73回ベルリン国際映画祭にて、ベルリナーレ・スペシャル部門に正式招待されることも決まっている。
川村俊介は、勤務先の不動産会社での営業成績はナンバーワン、上司や同僚の信頼も厚く、さらには社長令嬢との結婚も決まり、将来を約束された超がつくほどのハイスペック男だが、結婚式前夜のサプライズパーティーの帰り道に酒に酔ってマンホールに落ち、幸せの絶頂からどん底に転落してしまう。
解禁されたセット紹介動画で、中島が「ずっとここにいると気持ちもずーんと下がってくる」と話すように、マンホール内はジメジメとしていて油脂の塊やさびなど非常に精巧に作られており、有機的で中島演じる川村を追い込み飲み込むようなまさに生き物のようなセットになっている。そして上部と下部二つに分けられたマンホールのセットは『クリーピー 偽りの隣人』などでも美術を担当した安宅紀史が設計。様々な角度と高さで狙えるよう設計されたマンホールセットのおかげで、想像以上のバリエーションのカットの撮影が可能となっている。
熊切監督は「マンホールセットは狭い空間ではありましたが、その中でとても大きな絵をかけたような気がしています」と話しており、制作チームの技術が結集されたセットに太鼓判を押している。
映画『#マンホール』は、全国公開中。