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中島裕翔「俺、こんな顔してたんだ」 新境地で見つけた“自身のダークでダーティーな姿”

映画

映画『#マンホール』より
映画『#マンホール』より(C)2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.

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Hey! Say! JUMP

中島裕翔

 Hey! Say! JUMPの中島裕翔が主演する映画『#マンホール(ハッシュタグ・マンホール)』が2月10日より公開中。本作は、『ライアーゲーム』シリーズや『マスカレード・ホテル』シリーズの脚本家・岡田道尚によるオリジナル脚本を、『私の男』などで海外からも高い評価を受ける熊切和嘉監督が映画化したサスペンス作品だ。これまで清廉潔白なイメージの強い中島が、幸せの絶頂の中、マンホールに落ち、“人生の穴”に転落する不運な男役で新境地を開拓する。今回はそんな中島に、作品の魅力から過去に“脱出したかった”エピソードまで、たっぷり語ってもらった。

【写真】中島裕翔、幸せの絶頂から転落する男に 『#マンホール』フォトギャラリー

■“マンホールの中”は「寒いし、暗いし、狭いし、臭い」

 川村俊介(中島裕翔)は、勤務先の不動産会社でナンバーワンの営業成績を誇り、将来を約束されたハイスペックな男性である。しかし、結婚式前夜のサプライズパーティーの帰り道に酒に酔ってマンホールに落ちてしまい、幸せの絶頂からどん底へ。そこで川村を襲う悲劇の数々…。

――主人公の川村俊介をどんな人物だと感じましたか。

映画『#マンホール』より(C)2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.
中島:生命力が強いなと感じました。現場では、川村に起きることを実際にマンホールの中で体験しているわけですが、頭で想像していたよりもつらかったです。自分だったらここまで頑張れないと思うんですよ。“せっかくつかんだ幸せを逃すわけにはいかない”という部分に、生きることに対して貪欲だなと思いました。

――川村の“生命力の強さ”という点で意識したことはありますか。

中島:とにかく「この現場に負けない!」ということです。寒いし、暗いし、狭いし、臭いし…本当にいろいろあるので(笑)。その中で絶対にこの撮影を終えてみせるんだという気持ちは川村の生命力の強さに重なるかもしれません。

――撮影中、特に過酷だったことがあれば教えてください。

映画『#マンホール』より(C)2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.
中島:寒さです。元々、寒いのが苦手なんです。設定が夏の作品を寒いときに撮影すると、歯が震えちゃったり体が震えちゃったりしてセリフがうまく言えなくて、いつも困っていました。でも今回はシチュエーション的に「寒くてガタガタ」しているのがOKだったんで、ちょうどよかったんですが。とはいえ、寒さはきつかったですね。

――撮影期間は3週間弱あったと思いますが。

中島:最初は毎日大変だと思っていたんですが、話が進むにつれて、マンホールの中でできた自分の精神状態を崩したくないと思い始めました。それをキープしていくために、家の中でもカーテンを閉め切って暗い環境を作ったり、3日間水を控えたりもしましたね。自分の中でここまでやっても大丈夫だなというギリギリのところを探っていました。そこまでする必要はなかったのかもしれませんが、最初の幸せな結婚祝いのパーティーから容姿が変化した方が面白いんじゃないかと思って。川村は極限状態の中で「(外に)出よう」と思っているので、げっそりしていた方がいいと思いました。

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■熊切監督が絶賛! ダンスで身に着けた身体能力

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