ビリー・アイリッシュ、スマホからSNSを全て削除したことを明かす「私にとって一大事」
インスタグラムで1億人以上のフォロワーを持つ米人気歌手のビリー・アイリッシュが、自身のスマートフォンからソーシャルメディアのアプリケーションをすべて削除したことを明らかにした。
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人気司会者コナン・オブライエンのポッドキャスト『Conan O’Brien Needs A Friend(原題)』にゲスト出演したビリーが、「スマートフォンから全部消したよ。私にとってはものすごい大ごとだった」と明かした。
「私の子ども時代はiPad漬けではなかったけれど、それでも、正直なところ、私は今ほどインターネット漬けではない、理想的なインターネット時代に育ったと感じてる。私はちゃんと子供時代があったし、いつも色々なこともしていたからね」。
「そしてプレティーンになった時にiPhoneが出てきて、もう少し大きくなってから、インターネットが今の姿になった。プレティーンとティーンの時代をインターネットとともに過ごしたから、ネットの世界にも仲間がいて、私もその一員だったんだよね」と話した。
また、アプリを削除したのには、別の理由もあったそうだ。「自分がインターネットに出る側の人間になったけど、自分という人間も生き方も何も変えず、自分のやっていることを続けてきた。でも、だんだんと自分に関する動画や投稿を目にすることになった。『最悪』と思って、好きになれなかった」と自分の写真を見るのが好きではなかったことを明かした。
さらに「インターネットが怖いと思うもう一つの理由は、だまされやすくなるということだよね。インターネットで読んだものを信じてしまう。そんなのバカみたいとは分かっているし、ほとんどが嘘で、本当じゃない証拠もあるけれど、それでも信じちゃうんだよね」とも語った。
ビリーはこれまで、ボディシェイミング(体型批判)との闘いを繰り広げてきた。2020年にはYouTubeに『Not My Responsibility(私の責任ではない)』とタイトルを付けたショートフィルムを公開し、ボディシェイマーたちに抗議している。なお、ビリーのほかにも、セレーナ・ゴメスが何度かソーシャルメディアから距離を置くと発表しているほか、テイラー・スウィフトなども一時期SNSから遠ざかった。エマ・ストーンなど、一度離れた後、復帰しないセレブもいる。