TVアニメ『アンデッドガール・マーダーファルス』7月放送決定 メインキャストに黒沢ともよ、八代拓、小市眞琴
アニメ『アンデッドガール・マーダーファルス』が7月よりフジテレビ「+Ultra」枠ほかにて放送されることが解禁。併せて、旅の始まりを予感させるティザービジュアルと、3人の妖しい出会いが見られるティザーPVも公開された。
【動画】『アンデッドガール・マーダーファルス』ティザーPV
本作は、デビュー作『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞した青崎有吾による小説『アンデッドガール・マーダーファルス』のアニメ化。首から下がない不老不死の美少女探偵・輪堂鴉夜が、“鬼殺し”の異名を持つ半人半鬼の真打津軽、そして彼女に付き従うメイドの馳井静句と共に、怪物専門の探偵 “鳥籠使い”として数々の事件を解決しながら、鴉夜の奪われた体を探してヨーロッパを巡る―。
アニメーション制作は、『さらざんまい』『劇場版 輪るピングドラム』などのラパントラックが担当。監督は『かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』シリーズや『昭和元禄落語心中』などの畠山守。シリーズ構成を『キングダム』や『ゴールデンカムイ』などヒット作を多数手掛けてきた高木登が務める。キャラクター原案はイラストレーター・岩本ゼロゴが担当し、美麗で繊細なキャラクターたちが画面を彩る。
鳥籠から生首の少女・鴉夜が現れる衝撃的なカットから始まるティザーPVは、怪異うごめく明治時代、見世物小屋で鬼殺しとして怪物と戦う津軽の姿や、寡黙なメイド・静句の激しいアクションシーンが描かれ、最後には、これから欧州をめぐる旅が始まるという予感で締めくくられる。
ティザービジュアルの背景には、これから鴉夜たちが巡る国の代表的な建物が並んでおり、鳥籠の中にいる輪堂鴉夜と、その鳥籠を持つメイドの馳井静句、そして鴉夜と楽しそうに話す助手の真打津軽が描かれたビジュアルとなっている。
原作者・青崎有吾は、テレビアニメ化が決まった時の感想を「電話をくれた担当編集さんに『主人公ってテレビに映して大丈夫なんですか?』と聞きました」と明かした上、「おっ、なんだなんだ、けっこう面白いぞ、と驚いてもらえるような作品になっていると思います。原作既読の方も、そうでない方も、ご期待ください」とコメントしている。
メインキャラクター3人の声優キャストも解禁。輪堂鴉夜を黒沢ともよ、真打津軽を八代拓、馳井静句を小市眞琴が演じる。
黒沢は「原作小説を拝読したときに感じたあの高揚感や背徳感をそのままに、監督をはじめとしたクリエイターの皆さまのセンスが加わるとこうも世界は息づくのかと息を呑みました。私もできうる限りの精一杯で取り組んだ作品ですのでぜひ晩酌のお供によろしくお願いいたします。オトナの皆様のためのお伽噺と存じます」とコメント。
八代は「この作品を読ませていただいた時から、演じることを抜きにしても、アニメになったらどのように表現されるのか、いちファンとしてワクワクしていました。ミステリーはもちろん、アクションや人間ドラマなど、様々な要素が絡み合いながらも、最後はタイトル通りお洒落な喜劇に幕を閉じる。本当に大好きな作品です。是非たくさんの方に観ていただけたら嬉しいです」とコメント。
小市は「お話も演出もとにかく面白いです! 本格ミステリーでありながら様々な要素が入り混じり、アニメーションでありながら舞台を観ているような…このなんとも独創的で奇々怪々な喜劇を、早く皆様にご覧いただきたいです。静句役としましては、登場人物達の小気味な会話の中にスッと挟む言葉の一つ一つを、大切に演じていきたいと思います」としている。
アニメ『アンデッドガール・マーダーファルス』は、フジテレビ「+Ultra」ほかにて7月より放送予定。
※原作者、キャストコメント全文は以下の通り。