水谷豊、23年ぶりの舞台出演に戸惑いも堤真一、寺脇康文ら共演陣に頼もしさ
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シス・カンパニー公演『帰ってきたマイ・ブラザー』のフォトコールが3月31日行われ、本作が23年ぶりの舞台となる水谷豊は「勝手がわからないことも多いのですが、弟たち3人(段田安則、高橋克実、堤真一)をはじめ、(寺脇)康文、(峯村)リエさん、(池谷)のぶえさんと、回りは舞台経験が豊富な錚々たる顔ぶれ!そんなメンバーたちを頼もしく感じながら、一緒に楽しく稽古を重ねてきました」と語った。
【写真】水谷豊、23年ぶりの舞台で華麗なステージングを披露!
本作では、長男・水谷豊×次男・段田安則×三男・高橋克実×四男・堤真一の4兄弟が、その昔、大ヒットを放ったこともあるグループ「ブラザー4」として登場。ただ、このグループ、実はあっという間に華やかな表舞台から姿を消し、今は兄弟4人それぞれの道を歩んでいる。ところが、この4兄弟の昔の曲がひょんなことから令和の現代に再浮上。彼らの存在も再び脚光を浴びることに…。かつてのファンたち(峯村リエ、池谷のぶえ)や当時のマネジャー(寺脇康文)も集まって、再結成の日を迎えることになったが…。
長男・若村ハジメ役の水谷は「人生では最年長ですが、舞台では末っ子です。何しろ23年ぶりの舞台出演で、勝手がわからないことも多いのですが、弟たち3人をはじめ、(寺脇)康文、(峯村)リエさん、(池谷)のぶえさんと、回りは舞台経験が豊富な錚々たる顔ぶれ!そんなメンバーたちを頼もしく感じながら、一緒に楽しく稽古を重ねてきました。もちろん『長男役』の特権で、舞台の先輩たちを『呼び捨て』にしていますが(笑)。今回の久々の舞台では、せっかくなので多くの皆さんにお会いしたいと全国ツアーにも巡ります。笑えて、ホロっとできて、観ている間は辛いことも悲しいことも忘れられる・・・・そんな素敵な時間を皆さんに過ごしていただけたら最高です!」とコメント。
次男・若村信二役の段田安則は「今回、とても気楽な気分で稽古に入りました。周りは信頼しているメンバーばかり。マギー独特の可笑しさが詰まった台本は、我々にあてて面白く書かれていて覚えるのが大変なタイプの台詞ではない。それに、大好きな水谷豊さんと初めて舞台に立てるわけですから、これは楽しいぞ!と。ただ、昔ヒットを放ったコーラスグループですから『歌』があるわけです。これにはちょっと苦労しましたが、これが『最大の見せ場』ですかね(笑)」と語った。
三男:若村裕三役の高橋克実は「中学、高校時代に夢中になって見ていた水谷豊さんのテレビドラマの数々。そんな憧れの豊さんと舞台でご一緒できて、しかも『兄弟役』だなんて、僕にとっては毎日が『ご褒美』みたいな至福の時間です」、四男・若村四郎役の堤真一は「この先、こんな現場はないと思うんです。この年齢ですから、最近は自分が最年長の現場が多いですからね(笑)。今回、周りは頼れる先輩やよく知っている顔ぶればかり。しかも、役柄は4兄弟の末っ子。何だかんだ反抗しているようでも、やっぱり兄貴たちが大好きな末っ子気質が出せればいいのかな」と話した。
元マネジャー・中迫順平役の寺脇康文は「豊さんとのご縁は長いですが、ドラマ『相棒』への復帰が決まるかなり前から、この舞台への出演が先に決定していたんです。ここではドラマとは全く異なる豊さんと僕の関係性を楽しんでいただけますし、登場人物たちから優しくて温かいものを受け取ってもらえるはずです」と明かした。
シス・カンパニー公演『帰ってきたマイ・ブラザー』は、東京・世田谷パブリックシアターにて4月1~23日、名古屋・御園座にて5月11~14日、大阪・森ノ宮ピロティホールにて5月18~22日、福岡・キャナルシティ劇場にて5月26~29日、西宮・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて6月2~4日、新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場にて6月8~11日、札幌・カナモトホールにて6月16~18日、仙台・電力ホールにて6月23・24日、京都・ロームシアター京都 メインホールにて6月29・30日上演。