日向坂46、初スタジアムでデビュー4周年ライブ 休演の影山優佳&山下葉留花サプライズ登場で32人全員そろう
観客からの声援に応え始まったアンコールの1曲目は最新の9枚目シングルで初披露となった「One choice」。会場はセンターの丹生のサイリウムカラーであるオレンジ色に染まる。隣には、本公演を休演するとアナウンスされていた影山優佳の姿もあった。
パフォーマンス後に丹生は「このようなすてきな景色をつくってくださってとてもうれしい」と喜びのコメント。影山も再び姿を見せた。
影山はコンサートなど大きな音がある環境下での活動が難しい状況にあるため、今回のひな誕祭は欠席するとアナウンスされていた。
影山は「以前から伝えさせていただいた通り、私はライブなどで、耳の中と外の音がとてもとても大きく聞こえてしまう」と説明し、「なんで私こんな耳なのかなとか、今回ライブをお休みさせていただくことも、こうやってアンコールで登場させていただくことも、皆さんやメンバーに心配や迷惑をかけてしまうんじゃないかなって、ずっと悩んでいた」と吐露。「こうして皆さんと4周年をお祝いできたこと、大好きな丹生ちゃんのセンター曲『One choice』をみんなで披露させていただけたことが、本当に光栄です。皆さん(影山のカラーである)赤いペンライトで温かく迎えてくださってありがとうございます」と感謝した。
ライブも残りわずか。日向坂46のライブでは外せない「NO WAR in the future 2020」で一体感を作り上げ、ラスト曲は「JOYFUL LOVE」。客席はペンライトで“虹色”に染まり、影山と山下も加わり、最後にしてメンバー32人全員がそろう形に。曲中では、それぞれの期を代表して、四期生・清水、三期生・上村、二期生・丹生、そして一期生から佐々木がそれぞれの思いを語った。佐々木はこれまでの活動を振り返り、「コロナ禍で声も出せなくて大変な時期を一緒に乗り越えてくださったおひさまの皆さん、本当に大変なことを一緒に乗り越えたんだから、これから私たちはどんなことがあったって一緒に大きな、大きな夢をこれからも考えていけると私は信じています。日向坂46なら…日向坂46でならできると信じています。 これからもすてきな景色を一緒におひさまの皆さんと見ていきたいです。32人の日向坂46、これからもよろしくお願いします」と語った。
夜空には同じく“虹色”の花火が打ち上げられ、「4回目のひな誕祭」は幕を閉じた。