生見愛瑠、初の母親役に挑戦 『風間公親-教場0-』にて19歳で妊娠中の女性を演じる
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木村拓哉が主演を務める月9ドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系/毎週月曜21時)より、5月1日放送の第4話に生見愛瑠が19歳の妊婦役でゲスト出演することが発表された。生見がフジテレビのドラマへ出演するのは今作が初となる。
【写真】木村&新垣との共演に「圧倒されていました」と語る生見愛瑠の場面写真
原作は、2013年にミステリー界の話題を総ざらいした長岡弘樹の『教場』シリーズ。警察小説の新境地としてシリーズ累計130万部突破のベストセラーとなり、多くのファンの間で映像化が待ち望まれてきた作品だ。
今作は、『教場』(2020年)、『教場II』(2021年)以前、風間が“刑事指導官”として新人刑事の教育に当たっていた時代を描く。風間による新人刑事への教育は「風間道場」と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が刑事指導官・風間公親とバディを組み、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ぶ育成システムとなっていた。
生見が演じるのは、19歳で妊娠中の女性・萱場千寿留(かやば・ちずる)。産婦人科で定期検診を終えた千寿留はすでに臨月を迎え、おなかが大きくなっていた。おなかに手をやり「待っててね、もうすぐ会えるから」と産まれてくる我が子に話しかける千寿留だが、実は一つ問題が。それは、産まれてくる子どもの父親・浦真幹夫(うらま・みきお/淵上泰史)だった。
浦真は高級住宅街に豪邸を持つほど成功している人気工芸家で、日本のみならず世界で活躍し、海外と日本を行ったり来たりする生活。そんな浦真は千寿留と結婚する気がなく、子どもも認知していなかった。千寿留は一人で子どもを産んで育てようと決めていたが、そんな千寿留の元に浦真がやってきて、結婚はできないが、産まれてくる子どもは渡してほしいと頼まれる。急に子どもを認知すると言ってきた浦真の目的を聞いた千寿留はがく然として…。
女優のほかバラエティー番組でも活躍する生見は、ヒロインを務めた映画『モエカレはオレンジ色』での演技力が評価され、「第46回 日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞するなど、現在女優としての評価も上昇中。テレビドラマへの出演は今作が5作目、フジテレビのドラマ出演は初となり、主演の木村、新人刑事・隼田聖子(はやた・せいこ)を演じる新垣結衣とも初共演となる。女優としてさらなる活躍が期待される生見が、19歳で子どもを産むことになり、さらに複雑な事情の中で子どもを奪われるかもしれない母親という難役をどのように演じるのか注目だ。
生見は、木村と新垣との共演について「木村さん、新垣さんとは初めましてだったので緊張しましたが、毎日が刺激的で本当にいつも圧倒されていました! お二人とご一緒にお芝居をさせていただく機会もなかなかないと思うので、貴重な時間をいただけて有り難かったです」とコメント。
役柄については「私が演じた萱場千寿留は、若くしてお母さんになり、大好きな人に裏切られて心に傷を抱えながら生きるという女の子です。妊婦さんも母親も経験がなく、想像がなかなかつきにくい役柄ですごく悩みましたが、日々勉強させていただきながら、撮影に挑みました!」と語っている。
なお、本日放送の第3話では、大学の法医学教室の助教授・宇部祥宏(うべ・よしひろ/浅利陽介)が変死体で発見される事件が発生。死体は、宇部が住んでいる自宅を出た坂道で発見された。外傷はなく薬物による中毒死と見られるが、宇部は毒物を口にした後、どうして外へ出たのか。“風間道場初”の女性刑事としてやってきた隼田は、風間による指導の下、この事件の解決に挑む。
ドラマ『風間公親ー教場0ー』は、フジテレビ系にて毎週月曜21時放送。
※生見愛瑠、渡辺恒也プロデューサーコメント全文は以下の通り。