ヘンリー王子、私費による警察警護の求めを却下される

関連 :
私費による警察警護を求め裁判所に申し立てを行っていたヘンリー王子だが、これが認められなかったことがわかった。Varietyなど、英米のメディアが報じている。
【フォト特集】ヘンリー王子も出席 英国王チャールズ3世の戴冠式
2020年に王室を離脱したことで、警察による警護対象から外れたヘンリー王子。税金の代わりに費用を私費でまかなうとして、王子と家族に対する警察の警護の継続を求めたが、要人や王室メンバーの警察による警護について決定権を持つRoyal and VIP Executive Committee(RAVEC)は当時、この要望を受け入れなかった。
RAVECは、王子の要求が認められると、金持ちがロンドン警察の警官を個人的なボディガードとして使い、警備を金で買うことを許す前例になると反対。これを受け、ヘンリー王子はRAVECの判断を見直すようロンドンの高等法院に求めていたが、現地時間5月23日、王子の訴えを認めない判決を下した。
なお先週16日、ヘンリー王子の弁護団が高等法院で行われた審問に出席していたが、その翌日、メーガン妃がウーマン・オブ・ビジョン・アワードで受賞した後、ヘンリー王子とメーガン妃、メーガン妃の母ドリアさんが、2時間近くパパラッチに追われ危険なカーチェイスに巻き込まれたと声明を発表していた。