レッドソックス・吉田正尚選手のコメントも! 北乃きい主演、メガネの聖地を舞台にした映画『おしょりん』予告編解禁
北乃きいが主演する映画『おしょりん』より、予告映像とポスタービジュアルが解禁された。さらに、北乃きい、森崎ウィン、小泉孝太郎らキャストに加え、メジャーリーガーの吉田正尚選手からコメントが到着した。
【動画】福井県出身のメジャーリーガー・吉田正尚選手から感動のコメントも! 映画『おしょりん』本予告
北乃きいが主演する映画『おしょりん』より、予告映像とポスタービジュアルが解禁された。さらに、北乃きい、森崎ウィン、小泉孝太郎らキャストに加え、メジャーリーガーの吉田正尚選手からコメントが到着した。
藤岡陽子の同名小説を実写化した本作は、明治時代の福井を舞台に、豪雪地帯のため冬は農作業ができず収入の道がなくなる村を助けようと、メガネ工場をゼロから立ち上げた増永五左衛門と幸八の兄弟と、2人を信じて支え、見守り続けた妻むめを描いた、挑戦と情熱、そして家族の愛の物語。史実をもとに、福井がメガネの聖地となった成り立ちを追いかけ、“ものづくり”の魅力と、実用品かつ装飾品でもあるメガネにあらん限りの技術と魂を吹き込む職人と彼らを支える家族を描きあげた。
主人公むめには北乃きい。女性の自由が少なかった時代に、メガネづくりを成功させるという夢を見ることで、心の自由を手にした女性を生き生きと演じた。映画化にあたり北乃は「福井を代表する眼鏡産業の礎となった兄弟の物語でその中で夫を支える増永むめさんという強く凛とした素敵な雪国の女性を演じさせて頂けると知りとても嬉しかったです! 福井といえば『おしょりん』と思っていただける映画になったと思います!!」と作品の出来に胸を張る。
むめの夫である増永兄弟の兄・五左衛門には小泉孝太郎。小泉は「ロケ全体で福井県の皆様に大変よくしていただきました。作品を通して恩返しになったら良いなと思ってます」と完成を喜ぶコメントを。
弟の幸八には森崎ウィン。エンディング曲も担当した森崎は「増永幸八という人物に出会って、無理難題に立ち向かう勇気だったり、思いを強く持つことの大事さ、家族愛、自分の夢に向かっていく姿は森崎ウィンとしても刺激になりました」と感謝を口にした。
監督は、『えちてつ物語 ~わたし、故郷に帰ってきました。~』の児玉宜久。児玉監督は「この作品は『ものづくり王国日本』の魂を描いたものです。登場人物たちは皆、実直で、他人を思いやり、不屈の心を持っています」と語り、「そんな彼らの原動力はたった一つの『夢』でした。そこへ向かう道無き道こそが“おしょりん”のもう一つの意味なのです」とコメントを寄せた。
予告映像では、人生を懸けてメガネ作りに励んだ人々と、そんな彼らにも負けない情熱で夫と義弟を支え、様々な困難にぶつかる村人たちを鼓舞する北乃演じるむめの姿が、情熱あふれるセリフと共につづられる。
映像の最後には、物語の舞台となった福井市麻生津の出身で、3月開催されたWBCで日本中を感動の渦に包み込んだ立役者の一人、メジャーリーガー・吉田正尚選手(ボストン・レッドソックス)からの「僕が生まれ育った福井県麻生津に、こんな凄い家族がいたことを初めて知りました。一つの道を究める難しさ素晴らしさ。『おしょりん』をぜひ多くの人に知っていただきたいです」というコメントが紹介された。
ポスタービジュアルも“メガネが、彼らの〈せかい〉を変えた。”というキャッチコピーとともに、メガネ作りに情熱を燃やした人々の信念が伝わってくるデザインとなっている。
映画『おしょりん』は、10月20日より福井先行公開、11月3日より全国公開。