ウィリアム皇太子、キャサリン妃の普通の子育てが気に入っている
関連 :
大学時代にウィリアム皇太子と出会い、一般家庭から王室に入ったキャサリン妃。キャサリン妃のこのバックグラウンドが、夫妻の3人の子どもたち、ジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子を育てるうえで、大きな影響を与えているそうだ。
【写真】笑顔が素敵! ウィリアム皇太子、父の日に子どもたちと写る仲良し親子ショット公開
Peopleによると、王室の関係者が「子どもたちは生活を楽しんでいます」とコメント。「その多くは、キャサリン妃がもたらしたノーマルで安定した生活です。それは、彼女自身が育った環境と同じです。ウィリアム皇太子は、このことにても満足しています」と述べているそうだ。
特に長男のジョージ王子は、父ウィリアム皇太子に次ぐ王位継承順位第2位にあって、将来国王になることに決まっているなど、子どもたちには王族としての役割があるが、キャサリン妃はそれでも、子どもたちに可能な限り普通の子ども時代を過ごさせようとしているという。
また一家に近い筋は、「王室とは異なる環境で育ったため、彼女は家族の時間の重要性を高く評価しています。子どもと少しの時間しか一緒に過ごせない、貴族の生活とは違う家庭に育ったのです」と述べているようだ。
ちなみにキャサリン妃の生い立ちを振り返ってみると、両親と妹ピッパ、弟ジェームズとともに、イングランド郊外の小さな村バックルベリーで育った。母のキャロル・ミドルトンは、キャサリン妃の5歳の誕生日を祝った際に、子ども向けのパーティーグッズがほとんど手に入らなかった経験から、1987年にパーティーグッズを取り扱う会社Party Piecesを設立。キッチンで始めた事業は次第に大きくなり、ビッグビジネスに成長した。
キャロルは以前、Sheer Luxeのインタビューで、「Party Piecesは文字通り、私達家族と一緒に大きくなりました。そのことを誇りに思っています。ピッパがブログ『パーティー・タイムズ』を書き、ジェームズは学校卒業後、ケーキを作りました。そしてキャサリンが、1歳の誕生日のカテゴリーと、赤ちゃんのカテゴリーを立ち上げたんです」と語っていた。
子どもたちが小学校に上がった今、キャサリン妃は日常的に子どもたちを学校へ送り、子どもたちが帰宅する夕方には彼女か皇太子が自宅にいるよう配慮しているそうだ。また夫妻は、自宅でピザを焼いたり、外遊びするなど、汚れることをいとわないという。2020年に出演したポッドキャスト『Happy Mum, Happy Baby(原題)』では、「田舎の家で外にいて、ドロドロになる時が一番ハッピーです」と話していた。
一家の友人は、「夫妻は、普通の感覚を得られるよう、意識的に生活している」と述べ、公務よりも家族を優先する許可を、エリザベス女王とチャールズ国王(当時皇太子)から得ていると明かしている。「王室メンバーは何世代にもわたって、そうした基本的な権利を得ることが出来ませんでした。でも彼らは違います」と話したという。