映画『バービー』世界興行収入10億ドル突破! 単独の女性監督作品として初
先月アメリカで公開されて以来快進撃を続けている映画『バービー』。日本でも今週公開を迎える本作が、早くも世界興行収入10億ドルを突破したことがわかった。
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マテル社の人気ドールを実写映画化したマーゴット・ロビー主演、グレタ・ガーウィグ監督の『バービー』。Varietyによると、7月21日のアメリカ公開から17日目にして、北米で4億5900万ドル(約653億円)、海外で5億7200万ドル(約813億円)を稼ぎ出し、世界興行収入10億ドル(約1422億円)の大台を突破したそうだ。
これまで、ジェニファー・リーとクリス・バックが共同で監督を務めた『アナと雪の女王』(2013)と続編『アナと雪の女王2』(2019)が、それぞれ13億ドルと14億5千ドル、アンナ・ボーデンとニア・ダコスタ、ライアン・フレックがメガホンを取った『キャプテン・マーベル』(2019)が11億ドルを突破しているが、女性が単独で監督を務めた作品としては、史上初めて10億ドルを突破したことになる。
また、公開から17日目で大台を突破するのは、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2』(2011)の19日目の記録を破り、ワーナーブラザース史上最速。現時点ですでに、創業百周年の同社で歴代8位の記録を達成した。
コロナ禍以降10億ドルの大台を突破したのは、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)、『トップガン マーヴェリック』(2022)、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2022)、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)と、今年公開された『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』、そして『バービー』だけだという。
本作は、北米における公開から3日間の興行収入1億5500万(約220億円)を記録し、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を超える今年最高のオープニング記録を更新するなど、快進撃を遂げている。
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