西の総攻撃に麗が絶体絶命? 映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』本予告解禁 はなわが主題歌続投
GACKTと二階堂ふみがダブル主演する映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』より、本予告映像と本ポスタービジュアルが解禁された。また、主題歌は前作に続き、はなわが担当することも発表された。
【動画】「埼玉に海」と「滋賀解放」を求めて強烈キャラたちがし烈な戦いを繰り広げる! 映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』予告
本作は、2019年、魔夜峰央の原作『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』(宝島社/累計発行部数72万部)を実写化し、興行収入37.6億円をたたき出した映画『翔んで埼玉』の続編。
本予告映像は、埼玉県人の心を一つにすべく「埼玉に海を作る」という麻実麗(GACKT)の象徴的な宣言に、壇ノ浦百美(二階堂)が「正気かよ!?」と驚くところからスタート。たどり着いた浜辺で麗は滋賀解放戦線のリーダー・桔梗魁(杏)との運命的な出会いを果たす…かと思えば、「さいたま市中央区在住のとある一家」が「二度もやる話じゃないだろ!」と禁断の第II章にまさかのツッコミを入れ、再び“伝説パート”に戻ると、「滋」の字が入るナンパ―プレートによりゲジゲジとやゆされる滋賀県人のくだりから一転、関西を牛耳る冷酷無慈悲な大阪府知事・嘉祥寺晃(片岡愛之助)が「日本を動かすのは大阪や!」と叫びながら麗に乳首ドリルをする衝撃シーンも…。
「ゲジゲジの滋賀県人はそこらへんの害虫でも食べといたらよろしい!」と、埼玉県人よりも酷い迫害を受ける滋賀解放戦線の近江美湖(堀田真由)の姿と、そんな滋賀県人たちに「関西のお荷物扱いされて悔しくないんか!」と一喝する桔梗の姿も描かれ、ヒートアップする東西ディスり対決がうかがえる。
そして埼玉県人が暴徒化し、県内では禁忌とされる“大宮vs浦和”の因縁もチラつくなど引き続き内乱が繰り広げられている一方で、急接近する麗と桔梗の姿も…。落ち着くことを許さない展開の中、麗の「琵琶湖の水を止める!」宣言が天下分け目の東西対決をどんな結末へと導くのか―。
さらに本作でも主題歌ははなわが続投。前作の主題歌「埼玉県のうた」のカップリング曲をシングルチューンとして新たにレコーディングした楽曲「ニュー咲きほこれ埼玉」が壮大な茶番劇をポップに盛り上げている。
埼玉に海はできるのか、麗は本当に琵琶湖の水を止めてしまうのか、物語の行方が気になる映像となっている。
ポスタービジュアルは、“自由と平等”の思想を掲げその生涯を駆け抜けた某革命軍人の有名絵画をほうふつとさせる、前作をしのぐド派手な一枚。麗と百美が馬にまたがり、“そうだ 関西、行こう。”のキャッチコピーを中心に各土地のランドマークがあしらわれたデザインになっている。
また、何かを見据えるような力強いまなざしを見せる桔梗とこちらを鋭い眼光でにらみつける嘉祥寺のインパクトもさることながら、埼玉・千葉・滋賀解放戦線のメンバーたちや関西最強のヴィラン軍団ら、個性豊かなキャラクターたちの絶妙な表情が切り取られており、東西対決がカオスな戦いになるであろうことがうかがえる。滋賀が誇る飛び出し看板のとび太が駆け上る道の先には、本予告映像にも出てきた巨大なタコと謎の人物たち…。西の風も受け、前作よりもさらに突っ込みどころ満載なポスターに仕上がっている。
映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』は、11月23日より全国公開。