男性の「脱毛市場」拡大も “ツルツル肌”信仰に心配の声「コンプレックス持つ子が増えるのでは」
モデル、タレントの益若つばさがMCを務める『ABEMA Prime』が4日に放送された。この日の放送では、男性の間でも需要が広がる「脱毛市場」を特集した。
【写真】パックン「『体毛が濃い』とイジられて、コンプレックスを持つ子どもが増えるのでは?」
番組MCを務めるモデルの益若つばさは「最近、15歳の息子から『脱毛したい』と言われた。家庭で脱毛の話をしたことがないので、自分で情報を得て、子ども同士で『お前、毛が濃いな』って会話をしてるのかな? と思った」と明かした上で、「本人がやりたいんだったら、その意思を尊重したいと思っている。だけど、『脱毛していないと恥ずかしい』という風潮にはなってほしくない」とコメントした。
また、「『子どものうちから脱毛して大丈夫?』と気になったので、クリニックに質問してみた。『健康面で問題はない』という回答だったけど、同時に『大人になってから新しい毛が生えてくる可能性があり、その時は再び脱毛することになるかも』と教えてもらった」と説明していた。
お笑い芸人のパックンも「僕の息子も脱毛に興味を持ち出した。僕としては、このままブームが過熱して『ツルツルの肌がカッコイイ』となると、『体毛が濃い』とイジられて、コンプレックスを持つ子どもが増えるのでは? と心配。ありのままの自分の姿をカッコイイと誇れる時代になってほしい」と話した。
そんな中、全身脱毛をしている男性は「小学生の頃から、体毛が濃いことがコンプレックスだった。脱毛をすることで、悩みがなくなり前向きになれた」と持論を話した。
一方、“剛毛”を武器に芸人として活動している男性は「特に悩んだことはない。女性からモテる」と胸を張ると、益若は「おふたりは『脱毛してもいいし、ありのままの自分を愛してもいい』と選択肢を示してくれるロールモデルのような存在だと感じた。自分の意思に重きをおいて行動できる社会になってほしい」と話していた。
『ABEMA Prime』はABEMAにて毎週月曜から金曜21時放送。