小芝風花、主演作『レディ加賀』で初挑戦したタップダンスの苦労を告白「本当にめちゃめちゃ頑張りました」
女優の小芝風花が5日、石川県加賀市で行われた映画『レディ加賀』の舞台挨拶つき先行試写会に、雑賀俊朗監督と共に出席。劇中で初挑戦したタップダンスの苦労を明かした。
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本作は、加賀温泉郷に実在するPRチーム「LADY KAGA(レディーカガ)」をモチーフに、温泉旅館の女将たちがコロナ禍から立ち上がる姿を描いたハートフルムービー。小芝はタップダンサーを挫折して旅館の女将になろうとする主人公の樋口由香を演じている。
小芝は劇中で披露しているタップダンスについて「この作品が決まって撮影の9ヵ月前から練習を始めて。お家でベニヤ板を買ってずっと練習していました。(タップダンスのインストラクター振付師の)HideboH(ヒデボー)さんの所に通わせていただいて。プロのタップダンサーを目指していた役だったので、本当にめちゃめちゃ頑張りました」と告白。
それを受けて雑賀監督から「忙しい中、完璧にマスターされてました」と賛辞の言葉をかけられると恐縮しきりで、「ヒールとかがあると、今だに鳴らしちゃうんです」と即興でステップを披露しながら、タップダンスのステップが体に染み付いていると照れ笑いを浮かべた。
また、ロケ中は加賀市の旅館に宿泊していたそうで、小芝は「温泉があったので、毎日入らせてもらいました」とニッコリ。また「撮影が終わって温泉に行くと、撮影を先に終えた共演者の皆さんがサウナや露天風呂で整っていて。そこに合流して一緒に入っていました」と笑顔でエピソードを披露。
最後に小芝は「加賀市の皆さんは『ここの場所知ってる』とか、エキストラさんの中でお知り合いの方もいらっしゃるかもしれないので、そういうところも注目していただけたら嬉しいです」と挨拶。
雑賀監督は「9月に中国のシルクロード国際映画祭にノミネートさせていただいて、スタンディングオベーションをいただきました。着物で踊るタップダンスがメインの話ですが、母と娘の愛の物語、主人公の成長の物語、女将が町のために奮闘する物語と、いろんな話を詰め込んでますので楽しんでほしいです。一般の方に初めて見ていただく記念すべき日。ここからレディーガガ旋風を全国に巻き起こしましょう」とアピールし、締めくくった。
映画『レディ加賀』は、2024年2月2日より石川県先行公開。2月9日より全国公開。