男女逆転『大奥』“遠山の金さん”登場 ドラマオリジナルの展開に反響「説得力あって面白い!」
よしながふみの同名コミックを実写化したドラマ10『大奥』(NHK総合/毎週火曜22時)Season2の「幕末編」(第16回)が7日に放送され、冒頭で“遠山の金さん”こと遠山金四郎(高島豪志)が登場。その後、ドラマオリジナルの展開を迎えると、ネット上には「これはいいアレンジ」「説得力あって面白い!」などの声が集まった。
【写真】美しい花魁姿の瀧山(古川雄大) 『大奥』Season2「幕末編」(第16回)場面カット
第11代将軍・家斉(中村蒼)が推し進めた熊痘により赤面疱瘡は撲滅。男子による家督相続が広まった世へと様変わりを果たす。しかし12代将軍・家慶(高嶋政伸)は娘の家定(愛希れいか)を寵愛し、次の将軍に指名する。
女性として老中となった阿部正弘(瀧内公美)はある日、北町奉行の遠山金四郎から声をかけられる。第16回の冒頭で金四郎が登場すると、ネット上には「えっこれはまさかの金さん?」「遠山の金さんきたー!!」などの反響が続出。
その後、正弘は芳町で、向学心もあり聡明な男娼・瀧山(古川雄大)と出会う。家定が家慶からの度重なる性暴力に苦しめられていることを知った正弘は、家定を守るために奥を用意し、瀧山をその総取締に据えようと考える。
思い立った正弘は芳町へ向かうと瀧山を訪ねて「そなたを身請けしたい」と伝える。さらに“奥勤めをしてほしい”と話すと、瀧山は恐縮しつつ「それは私の身の上では難しいかと…」と辞退する。
家定のための奥を用意する手はずが整うと、正弘は金四郎を連れて再び芳町にいる瀧山のもとへ。瀧山と対面した金四郎は、正弘に促されると着物の上半身をはだけて桜吹雪の刺青を見せる。驚く瀧山に正弘は、彼こそが名奉行・遠山金四郎であることを明かし、幕府の役人の中にも金四郎のような破天荒な過去を持つ人物がいることを告げ、改めて奥勤めするよう説得するのだった。
桜吹雪の刺青で瀧山を説得するというドラマオリジナルの展開を迎えると、ネット上には「ここで桜吹雪!」「出たー!桜吹雪〜!!」といった声や「おおー! このオリジナル展開嬉しい!」「これはいいアレンジ」「説得力あって面白い!」などの反響も相次いでいた。
※高嶋政伸の高は正式には「はしごだか」