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『相棒 season22』、“名探偵マーロウ矢木”高橋克実が12年ぶりに登場!

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高橋克実

水谷豊

寺脇康文

<コメント全文>

■高橋克実(矢木明役)

――およそ12年ぶりの出演ですが、オファーを受けたときのお気持ちを教えてください

 単純にめちゃくちゃうれしかったですね。今年は舞台で(水谷)豊さんや寺脇さんと4ヵ月間ほどご一緒していて、それがあまりに楽しかったので、終わった途端に“明日からどうしよう”とロスみたいな気持ちになっていたんです。そうしたら、久しぶりに『相棒』によんでいただき、“うわぁ~2023年は最高の年だな!”って大喜びしました。よくよく考えたら、右京×薫のコンビに会うのは17年ぶりで、そんなに前だったんだ…とちょっとビックリもしました。

――今回の脚本を読んだ感想を教えてください

 以前は単独行動が多くて特命係を引っかきまわす役どころだったのですが、今回は前の2本よりも2人とご一緒するシーンが多くてうれしかったですね。

 演じるにあたって、マーロウ矢木がまとう“空気感”は貫かねばという思いがあり、以前の作品を見返しました。彼は優秀な男ですが、その部分はあまり見せず、かといってズッコケるわけでもない。カッコよさを追求し続ける人物なんですよね。

 フィリップ・マ―ロウに憧れ、出で立ちも同じという矢木のキャラクターは、1作目の『名探偵登場』の演出を担当された、故・長谷部安春監督がほとんど作ってくださったんですよ。長谷部さんは数々のアクション映画や『探偵物語』など往年の名ドラマを撮った、偉大な監督。そんなスゴイ方が撮影中、僕のところに来ては、いちいち帽子のつばを直してくださいましてね…。だからこそ僕自身、矢木には入れ込んだ覚えがあり、忘れられないキャラクター。2回演じられただけでもうれしかったのですが、こうやってまた縁ができたのは本当に感無量です。

 実は、今回着用したコートは17年前の『名探偵登場』から使用してきたものなんです。奇跡的に残っていたんですよ。帽子はさすがに見当たらなくて、当時と同じ色と形のものをスタッフさんが探してきてくださいました。

――水谷豊さん、寺脇康文さんとの久々の共演はいかがでしたか?

 変かもしれませんが、テレビで『相棒』を見ているみたいでした。メークのとき普通におしゃべりしていても、豊さんが眼鏡をかけて部屋から出てきた瞬間、完全に右京さんになっているんですよ。さらに、寺脇さんがMA‐1を羽織った瞬間、お2人からものすごいコンビ感があふれ出てきて、これはさすがだなと思いました。

 あと、お2人は現場でのあり方が素晴らしいんです。豊さんも寺脇さんもそれぞれ朝、スタッフのみなさん全員に順番に挨拶するのですが、あれで現場のテンションがぐんと上がるんです! 本当にマジックを見ているようでしたよ。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします

 自分としては、昔のままのマーロウ矢木として再々登場した気持ちです。あのころと変わらないように演じたつもりですが、いかがでしょうか! 時間は経っていますが、豊さんも寺脇さんも変わらないので、そのあたりをいちばん見ていただきたいですね。

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