藤崎ゆみあ、俳優志望の原点は父親と過ごした映画館 一人暮らしを経験し家族との関係にも変化

2023年に広島から単身で上京し、同年7月期のドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』でテレビドラマ初出演を果たした17歳の新星・藤崎ゆみあ(※「崎」の正式表記は「たつさき」)。女優業の原点は父と通った映画館。「女優になるんだろうな」という感覚を持ちながらも、高校生でのデビューは自分でも意外だったそうだ。岡田准一との共演作、Netflix『イクサガミ』の配信を控え、注目度が高まる彼女は、12月には1st写真集の発売も決定している。所属事務所と同名の地・メテオラがあるギリシャで撮影した写真集のエピソードや、藤崎の等身大の素顔を聞いた。
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◆父親と映画館で過ごした時間が俳優志望の原点
――藤崎さんはもともと芸能界に興味があったのですか。
藤崎:忙しい父が一緒に行ってくれる映画館での時間が好きでした。次々と流れる予告を観るのも好きでしたし、大きなスクリーンで上映される映画は「これを観るために学校を頑張ろう」という日常の楽しみになっていました。そんな中で、「私自身もやってみたい」という気持ちが大きくなって、女優になりたいし、なるんだろうなという感覚もありました。
――広島ではモデル活動をされていたんですよね。上京を決心したのはどういう経緯だったのでしょうか。
藤崎:広島でモデル事務所に入ってはいたんですけど、コロナ禍だったということもあって、実は当時、お仕事は全くしたことがなくて。上京を決心したのは、「東京に行かない?」と言われて、「行けるんだったら行けます」というくらい、何も考えずに返事をしたようなものなんです。好きな監督さんの映画を観て、「やっぱりいいなぁ」「行ってみたいな」と、何も考えずに思っていたほどでした。
――突然、チャンスが来たという感じですか。
藤崎:まさか高校生のうちに東京でお仕事ができるとは思っていませんでした。高校を卒業して、頑張ってアルバイトをして行くのかな、と考えていたので、すごくうれしかったです。