ダイアナ妃の最後のドレスがアメリカ人収集家の手に
ダイアナ妃が晩年に出席したイベントで纏ったアイコニックなドレスが、アメリカ人収集家の手にわたったことがわかった。
【写真】ダイアナ妃が纏った水色のミニ丈ドレス(全身カット)
Peopleによると、ダイアナ妃が晩年纏ったジャック・アザグリのドレス5点が密かにオークションに掛けられ、ロサンゼルスに住む個人収集家に売却されたそうだ。価格については公表されていない。
「私にとって、すべてとても大切なもので、売却したのはひとえに、5年前に引退したからです」とアザグリが同サイトにコメント。「これらのアイコニックなドレスを見てもらいたいし、できれば散逸しないようにしてほしい」と、思いを明かした。
今回売却されたのは、1995年にチャールズ皇太子(当時)との結婚が破綻していることを公に語った『Panorama(原題)』のインタビューを受けたまさにその日にチャリティガラで纏った黒いホルターネックのドレスや、1997年にロイヤルアルバートホールで白鳥の湖を鑑賞した際着ていた水色のミニ丈ドレス、生前最後のレッドカーペットとなったテート・ギャラリーのイベントで身に着けた黒いドレスなどで、ダイアナ妃が纏ったオリジナルの「片割れ」だそうだ。これらのコレクションに加え、妃から寄せられたレターも含まれているという。
アザグリは、ファッションを通じてダイアナ妃と面識があったと語り、「離婚後、彼女は自分を再発見し、信じられないほど美しい女性となりました…それまでも美しくなかったわけではありませんが、自ら輝き始めたのです」とコメント。「素晴らしい脚、美しい髪の毛、ブルーの瞳、彼女にはすべてがありました」と、ダイアナ妃との思い出を語った。