“反逆”のカリスマ、ボブ・マーリーの伝説のライブがスクリーンに蘇る 予告映像&場面写真解禁
伝説のレゲエミュージシャン、ボブ・マーリーの母国ジャマイカでのラストライブを映像化したライブ・ドキュメンタリー『ボブ・マーリー ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ レゲエ・サンスプラッシュ デジタルリマスター』より、予告映像と場面写真が解禁された。
【動画】狂熱のラスト・パフォーマンス『ボブ・マーリー ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ レゲエ・サンスプラッシュ デジタルリマスター』予告
本作は、1979年7月にジャマイカで開催された第2回レゲエ・サンスプラッシュの模様を収録したライブ・ドキュメンタリー。母国ジャマイカでのラストライブとなったボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ圧巻のパフォーマンスが記録されているほか、ピーター・トッシュ、サード・ワールド、バーニング・スピアが出演する。
カリブ海の小さな島ジャマイカで生まれたレゲエ・ミュージック。70年代その“ヤバいリズム”はロック界に大きな衝撃を与え、クラプトンやストーンズ等様々なミュージシャンに多大な影響を与えた。そして、英国のパンク・ムーブメントともrebel music(反逆の音楽)レゲエは激しく共鳴し合い、鬱屈した当時の若者達をたちまち虜にした。
映像に収められているのは、ラスタファリアニズムの象徴としてのボブ・マーリー。ドレッドロックス、ガンジャ(大麻)、赤・黄・緑・黒のラスタカラー。貴重なインタビュー映像には、差別を嫌い、平和を願う、剝き出しのメッセージが溢れている。さらには当時のジャマイカのスラム街、カラフルで雑多な街並み、混沌とした気だるい風景がスクリーンから匂い立ち、トリップ感を体験できる。
このたび解禁された予告映像では、36歳の若さで天国に旅立った伝説のレゲエ・ミュージシャン、ボブ・マーリーが誕生の地ジャマイカで行った狂熱のラスト・パフォーマンスの映像が切り取られている。ボブが「俺は“抑圧者に死を”とは歌ってない。誰しも生きるために生まれてきた」とインタビューに答えるシーンもあり、「差別を嫌い本当の平和を願う魂の歌声と陶酔のリズム」というコピーの通り、“反逆”のカリスマと呼ばれたボブ・マーリーの思想を知りつつ、現代社会にも刺さるメッセージ満載の至高のレゲエ・ミュージックが存分に味わえる内容であることが伝わってくる。
併せて、場面写真も解禁。熱狂のライブでレゲエに想いを乗せて歌うボブ・マーリーのほか、ジャマイカの首都キングストンのスラム街の様子など、45年前のジャマイカの姿を捉えている。
映画『ボブ・マーリー ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ レゲエ・サンスプラッシュ デジタルリマスター』は2024年2月9日全国公開。