JO1・川西拓実&桜田ひより共演『バジーノイズ』井之脇海&栁俊太郎が出演決定 映像も初公開
JO1・川西拓実と桜田ひよりがダブル主演する映画『バジーノイズ』より、追加キャストとして井之脇海と栁俊太郎の出演が発表された。併せて、2種のmovie spoilerで映像が初解禁。公開日は2024年5月に決まった。
【動画】『silent』風間監督らしいエモーショナルな映像 『バジーノイズ』movie spoiler
原作は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)で2020年まで連載されていたむつき潤による同名コミック。連載開始直後からその登場人物たちの心理描写のリアルさ、DTM(デスクトップミュージック)を題材に、独特な音楽表現とタイムリーなテーマ性でSNSを中心に熱い支持と共感を集め、デジタルネイティブ世代における新しい音楽コミックスとして大きな話題を呼んだ。ドラマ『silent』(フジテレビ系)の風間太樹が監督を務める。
人とかかわる事を必要とせず、たったひとつの“すきなもの”である音楽をPCで作り、ひとり奏でるだけのシンプルな生活を送っている清澄役を川西、自分の気持ちに素直に生き、清澄の閉じた世界に強烈なノイズが流れ込むきっかけとなる潮役を桜田が演じる。
今回出演が発表された井之脇がふんするのは、レコード会社に勤務しながらも、どこかくすぶった気持ちを抱えており、清澄と潮と出会うことで自分の人生を見つめ直す航太郎役。栁は、清澄の音楽に衝撃を受け、共に音楽を奏でることになるベーシストの陸役を演じる。
出演にあたり、井之脇は「現場では、川西さんをはじめキャストの皆さんと、登場人物たちと同じように、音楽を通してつながっていく感覚がありました。言葉や視線を交わさずとも、清澄の音楽に揺られているだけで、相手の心がビシビシ伝わってくる。『あぁ、音楽の力ってすごい』と改めて感じました」とコメント。
栁は「陸はベーシストということで、まず演じる上で演奏シーンの説得力というところにフォーカスを当てて役作りをしました。格好良くなかったらちょっと説得力が欠けるなと思い、ベース練習に励みました」と語り、「監督の演出は役柄のとても繊細な部分を引き出してくれ、そこに一切の妥協がないストイックさを感じ、役者としてここまで考えて思ってくれて演出してくれることほど幸せなことはないなと現場で感じました」と撮影を振り返った。
併せて、2種のmovie spoilerで映像が初解禁。<Type:清澄>では、「何もいらない。頭の中の音を形にできれば、それでいい。」と、ひとり音楽を奏でる清澄が映し出される。しかし、そんなひとりだけの世界に流れ込むノイズ。「ひとりでよかったのに−」と海を見つめる清澄の切ない姿に胸が打たれる映像となっている。
<Type:潮>では、「好きなものもやりたいことも、何もない。ずっと誰かにお薦めされた物だけで生きてきた」と今までの生きづらさを振り切るかのように走る潮ですが、「やっと、見つけた−」と、清澄と同じ海にたどり着く。風間監督ならではのエモーショナルで切ない質感の映像と、本作の見どころのひとつである音楽が垣間見えるmovie spoilerとなっている。
映画『バジーノイズ』は、2024年5月全国公開。
※キャストのコメント全文は以下の通り。