2023年「面白かった秋ドラマ」ランキングTOP10
■3位 『いちばんすきな花』(113票)
(左上から時計回りに)多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜
第3位にランクインしたのは、多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠の4人が“クアトロ主演”を務めたドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ系)だった。
本作は“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに、年齢も性別も過ごしてきた環境も違う4人の男女が紡ぎ出す“友情”と“恋愛”、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う“感情”を丁寧に描いた物語。2022年10月期に放送され、社会現象的なヒットとなった『silent』(同系)でプロデュースを務めた村瀬健と脚本家・生方美久が再びタッグを組んだ。
多部演じる主人公のひとり・潮ゆくえの妹・このみを乃木坂46卒業後初の連続ドラマ出演となる齋藤飛鳥が演じたほか、ゆくえが心を許した男友だち・赤田鼓太郎役で仲野太賀も出演した。
クアトロ主演で話題になった本作。回答者からも「4人の間に流れる柔らかい空気感と会話のテンポが心地よかった」「椿さん ゆくえさん 夜々ちゃん 紅葉くん…4人が大好きです」「初のクアトロ主演作でとっても4人が合っていて面白かったです」と、4人の主演に対する賞賛が寄せられている。
■2位 『うちの弁護士は手がかかる』(192票)
ムロツヨシ
惜しくも第2位となったのは、ムロツヨシが主演を務め、平手友梨奈と共演したドラマ『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系)だった。
このドラマはムロ演じる芸能事務所の元敏腕マネジャー・蔵前勉が、平手演じる超エリートなのにどこか不器用でポンコツな新人弁護士・天野杏に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメント。演出を担当したのは『おっさんずラブ』シリーズ(テレビ朝日系)や『極主夫道』シリーズ(読売テレビ・日本テレビ系)などを手掛けた瑠東東一郎。吉瀬美智子が初の“女優役”を演じたほか、戸田恵子、安達祐実、酒向芳、松尾諭、江口のりこら実力派キャストが顔をそろえた。
投票者からは「毎回声を出して笑ってしまうし、テンポも良くホロッとするシーンもあってすごく大好きなドラマでした」「ムロさん平手さんはもちろんのことキャストのみなさんが生き生きと魅力的で毎週楽しみなドラマでした、絶対続編あると思います!」「弁護士もののコメディは鉄板ながら、ムロツヨシさんのコミカルさと平手友梨奈さんのキツさの中の子どもらしさの凸凹感がしっくりしていて今期一面白かった」といった声が寄せられた。