宮沢りえ、一夜にして女性へと変貌する美貌の青年貴族に 舞台『オーランド』、7月上演
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宮沢りえ主演、栗山民也が演出する舞台『オーランド』が、7月に上演されることが決定した。埼玉、東京を皮切りに、8月には愛知、兵庫、福岡と巡演する。
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20世紀モダニズム文学の重鎮で、最も有名な女流作家のひとりであるヴァージニア・ウルフの代表作『オーランド』。数奇な運命をたどるオーランドの人生を通じて、“真の運命の相手には時代も国も性別も関係なく巡り合えるはず!”という強いメッセージが、奇想天外なストーリーの中で力強く描かれている作品だ。
16世紀のイングランドに生を受けた青年貴族オーランドは、エリザベス女王をはじめ、あらゆる女性を虜にする美貌の持ち主。しかし、初めて恋に落ちたロシアの美しい姫には手ひどくフラれてしまい、ルーマニアの皇女からは力づくの恋を仕掛けられ、傷心のオーランドはトルコに渡る。その地で30歳を迎えた彼は、なんと一夜にして艶やかな女性に変身する!
映画『オルランド』(1992)の原作としても知られる本作『オーランド』を、演出家・栗山民也の原案、詩人・岩切正一郎の翻案で舞台化し、現代に甦らせる。あらゆる女性を虜にする美貌の青年貴族・オーランド役には、TVドラマ、CM、映画、舞台と多方面で活躍し、5度にわたる日本アカデミー賞主演女優賞や読売演劇大賞・最優秀主演女優賞など、数多くの映画、演劇の受賞歴を持つ宮沢りえ。2012年朗読『宮沢賢治が伝えること』以来、栗山と本格的に初タッグを組む。
オーランドが各時代で巡り合う共演者には、バラエティ番組やドラマと幅広く活動し2018年のイギリス演劇留学を経験し、舞台『てなもんや三文オペラ』や映画『湯道』等でさらなる活躍を魅せたウエンツ瑛士。
「りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ」にて舞台『マクベス』『ハムレット』等で主役を演じ、NODA・MAP番外公演『THE BEE』などにも出演、俳優としてだけでなく企画・演出と多方面で活躍の場を広げるほか、ドラマ『VIVANT』にも出演した河内大和。
CM出演・ナレーション・声優と多岐にわたる経験を持ち、ドラマ『VIVANT』『必殺仕事人』や、舞台『ゲルニカ』等の舞台で活躍の幅を広げている谷田歩。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』やドラマ『祈りのカルテ』等に出演し、舞台『12人の怒れる男』『23階の笑い』で2度目の読売演劇大賞最優秀男優賞受賞、旗揚げした演劇集団にて演出としても活躍を魅せる山崎一。個性豊かな実力派キャストが、年代や性別の異なる複数の人物を演じ分ける。
PARCO PRODUCE 2024 舞台『オーランド』は、彩の国さいたま芸術劇場大ホールにて6月29日~30日、PARCO劇場にて7月5日~28日、穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホールにて8月2日~4日、兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールにて8月8日~11日、キャナルシティ劇場にて8月16日~18日公演。
※翻案・岩切正一郎、演出・栗山民也、キャストのコメント全文は以下の通り。